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永遠に語り継がれるべき日本映画の名作「永遠の0」

タイトル 永遠の0
製作年/製作国 2013年/日本
監督 山崎貴
原作 百田尚樹
出演 岡田准一、三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、吹石一恵、田中泯
収録時間 144分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星5つ

映画のポイント

現代に生きる青年が、太平洋戦争の特攻出撃で亡くなった祖父の真実を知る、感動のヒューマンドラマ。百田尚樹の同名ベストセラー小説を、山崎貴監督×岡田准一主演で映画化し、劇場でも大ヒットした映画です。

冒頭のあらすじ

時は2004年。まだまだ若い佐伯健太郎(三浦春馬)は、司法試験に落ちて少し投げやりになっていた。

そんな中、祖母の松乃が他界。葬儀に参列した健太郎は、祖父の賢一郎(夏八木勲)が泣き崩れている姿を目にする。あれほど悲しむ祖父の姿を見たのは、初めてのことだった。

その後、健太郎は姉の慶子(吹石一恵)と一緒に、衝撃の事実を知ることに。なんと、母・清子(風吹ジュン)の本当の父は賢一郎ではなく、別の人物だというのだ。

衝撃を受けた慶子は、健太郎と一緒に本当の祖父のことを調べようと決意。始めは乗り気じゃなかった健太郎も、本物の祖父のことを知る人物に会っていくうちに、少しずつ好奇心を募らせていく。

実の祖父の名前は宮部久蔵(岡田准一)。天才的な能力を持つ零戦パイロットでありながらも、特攻隊員となり散った人物だった・・。

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「永遠の0」を見た感想

これまでたくさんの戦争に関わる映画を見てきましたが、これほど深い感動を与えてくれた映画はありません。想像を遥かに上回る感動大作で、終盤はもう涙が止まりませんでした。

天才パイロットと言われ、生き抜くことに執着した宮部久蔵が、なぜ特攻隊員として死んでしまったのか。その理由を想い出すだけでも、胸に込み上げてくるものがあります。言葉では語り尽くせないぐらいの、深くて尊い意味がそこにありました。

2013年12月21日に公開されて、興行収入において8週連続で第1位に。日本の歴代実写映画では第6位にランクインするまで大ヒットしたことにも納得できます。

今の日本は、戦争を経験された世代の方々が少しずつ減ってきています。このため、戦争の恐ろしさや忌まわしさについての世論が薄れつつあるのは事実です。

しかし、この「永遠の0」という映画は、そのような戦争体験の恐ろしさや悔しさを伝えるだけの役割を担える作品です。

また、世界にはまだ内戦が続いていたり、争いが耐えない地域が存在しています。そのような地域の方々も、この作品を見ることで少なからず何らかの心の変化が得られるのではないかとも思いました。

日本が世界に誇るべき、名作です。まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ時間を取ってご覧頂くことをおすすめしたいです。


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