孤高な頑固オヤジを描いた感動の最高傑作!「グラン・トリノ」
タイトル | グラン・トリノ |
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原題 | Gran Torino |
製作年/製作国 | 2008年/アメリカ |
監督 | クリント・イーストウッド |
出演 | クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー、ドリーマ・ウォーカー、コリー・ハードリクト |
収録時間 | 117分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
妻を亡くして一軒家に1人で住む頑固な老人と、その隣りに住む東洋人の少年との友情を描いた、感動の人間ドラマ。
クリント・イーストウッド監督&主演作品であり、公開時は「俳優業としては最後の作品で、今後は監督業に専念する」と発言されていました。ちなみにタイトルの「グラン・トリノ」は、1972年代に生産されていたフォードの車種を意味しています。
イーストウッド監督が描いた人間ドラマとしては、最高傑作と言えるぐらいの素晴らしい映画です。
<冒頭のあらすじ>
最愛の妻を亡くしてしまった、老人のウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)。彼ははフォードの自動車工場で50年務め上げた熟練工であり、元軍人でもあった。
頑固で愛想のないウォルトは孫達から嫌われており、息子達も対応に手を焼いている始末。日本車が台頭してきたデトロイトの町で、たった1人で一軒家に住んでいる。
そんなウォルトの誇りは、愛車であるフォード車の「グラン・トリノ」だった。
ある日の夜、ウォルトはガレージから聞こえた物音で目を覚ます。銃を手に取りガレージへと向かうと、そこには東洋人の少年がグラン・トリノを盗み出そうとしていた。
ウォルトに気付いた少年は、何も盗まずに逃走。しかし、後日その犯人が判明。それは隣の家に住むモン族の少年、タオだった。
タオは真面目な少年だったが、従兄弟のギャング達の命令され、仕方なく犯行に及んだことが明らかになり・・・。
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<「グラン・トリノ」を見た感想>
クリント・イーストウッド監督史上、最高の感動作品と言っても良いぐらい、本当に素晴らしい映画でした。終盤は思わず涙がこぼれてきてしまいましたね。
イーストウッド演じる主人公の老人はある意味堅物であり、現代の若者達を良く思っていない頑固オヤジです。でも、そんな人物だからこそ筋は通っており、少しずつモン族の家族と仲良くなっていく姿は見ていて微笑ましく思える部分もありました。
また、ウォルトが息子家族とどうしても仲良くできない様子は、見ていて不思議と納得できました。
その頑固さや厳しさゆえに、どうしても譲れない部分があること、本心では上手く付き合いたいと思っているのにどうしても上手くいかない部分も、良く描かれていたと思います。
終盤の展開は予想外でしたが、その分大きな感動を与えてくれました。かなりおすすめの映画ですので、まだご覧になっていない方がおりましたら、ぜひお薦めしたいです。
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