健さんありがとう!大感動の名作「遥かなる山の呼び声」
タイトル | 遥かなる山の呼び声 |
---|---|
製作年/製作国 | 1980年/日本 |
監督 | 山田洋次 |
出演 | 高倉健、倍賞千恵子、吉岡秀隆、ハナ肇、武田鉄矢、鈴木瑞穂、木ノ葉のこ、渥美清 |
収録時間 | 124分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
北海道根釧の大地を舞台に、ある訳ありの男と牧場を経営する母子の心温まる交流を描いた、高倉健主演×山田洋次監督の日本映画の名作。
幸福の黄色いハンカチから3年後の1980年に製作された映画で、倍賞千恵子や武田鉄矢も出演。子役として吉岡秀隆も出演しています。私達に大きな感動を与えてくれる、超お薦めの映画です。
<冒頭のあらすじ>
北海道東部に広がる根釧原野。ここには中標津という酪農の町があり、風見民子(倍賞千恵子)は幼い息子・武志(吉岡秀隆)を育てながら、女手一つで亡き夫が残した牧場を切り盛りしていた。
激しい雨が降っていたある春の日の夜、ずぶ濡れの男が民子の家を訪ねてきた。男は豪雨を避けるために、家に泊めてくれと頼んでくる。民子は仕方なく納屋に泊まることを許した。その晩は牛のお産があり、男もお産を手伝い、夜が明けると彼は去っていた。
それから数ヶ月が経った夏のある日、男はまた民子の家を訪ねてきて「ここで働かせて欲しい」と言う。しかも給料はいくらでも良く、ただ食べることが出来ればそれで良いと言うのだ。
男手が無く牧場でも苦労することが多かった民子は、彼を雇うことを決意。田島耕作(高倉健)と名乗るその男は納屋を間借りし、翌日から率先して働き始めた・・。
スポンサードリンク
<「遥かなる山の呼び声」を見た感想>
想像以上に大きな感動を与えてくれる、本当に素晴らしい映画でした。終盤は2回ほど涙が込み上げてきましたね。今まで見た高倉健さんの映画の中で1番好きかもしれません。
「幸福の黄色いハンカチ」も素晴らしい作品でしたが、この「遥かなる山の呼び声」も決して負けていません。日本の古き良き映画というのは、こういう映画を指すのだと思います。
耕作を演じた健さんを演技も素敵でしたが、民子を演じた倍賞千恵子さんの演技もかなり良かったです。民子が耕作に対して自分の気持ちを伝えるシーンは、本当に素敵でした。
また、吉岡秀隆さんはどこで登場するのかな〜と思って見ていたら、なんと息子の武志役でした。おそらく、小学校の低学年ぐらいの年齢です。初々しくて、可愛かったですね。
なお、この作品は以下の三部作の第三作目にあたるそうです。
・1970年「家族」
・1972年「故郷」
・1980年「遙かなる山の呼び声」
三作目がこれほどまでに素晴らしいと、1作目の家族と2作目の故郷も絶対見ようという気持ちになってきます。近々鑑賞して、その感想を記事に書きたいと思います。
スポンサードリンク
映画ランキング TOPページに戻る