一人の女性の波乱万丈な人生を描いた傑作「嫌われ松子の一生」
タイトル | 嫌われ松子の一生 |
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原題 | MEMORIES OF MATSUKO |
製作年/製作国 | 2006年/日本 |
監督 | 中島哲也 |
原作 | 山田宗樹 |
出演 | 中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、黒沢あすか、柄本明、ゴリ、マギー、竹山隆範、谷原章介、劇団ひとり、宮藤官九郎、大久保佳代子、武田真治、土屋アンナ、AI、ボニー・ピンク、木村カエラ、キムラ緑子 |
収録時間 | 130分 |
指定 | PG-12 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
映画賞 |
<第30回日本アカデミー賞> 主演女優賞 中谷美紀 音楽賞 編集賞 |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
正直で不器用な1人の女性が、様々な経験と出会いを通して波乱万丈な人生を送る姿を描いた名作。中谷美紀さんが第30回日本アカデミー賞主演女優賞を獲得し、「告白」や「渇き。」などで知られる中島哲也さんが監督を務めています。豪華な出演者も魅力の1つです。
<冒頭のあらすじ>
ある日、一人の中年女性が死体が川辺の草むらの上で発見された。彼女の名前は川尻松子(中谷美紀)。年齢は53歳で、現場の状況から殺人による死亡と断定。松子は古びれたアパートで一人暮らしをしていた。
松子の弟である紀夫(香川照之)は、自身の息子である笙(瑛太)に松子の部屋の後片付けをするように依頼。笙はまるでゴミ溜めのようになっていた松子の部屋に驚くも、少しずつ片付けをしていった。やがてその部屋に隣人のファンキーな男・大倉修二(ゴリ)が登場。笙は松子が歩んできた波乱万丈な人生をたどっていくことに・・・。
松子は福岡で生まれ、病弱な妹の久美(市川実日子)と一緒に幼少時代を過ごしていた。父親の恒造(柄本明)は病弱な妹ばかりに優しくし、松子には冷たい。いつしか松子は、妹に対して嫉妬心を持つようになる。
社会人になった松子は、中学校の先生になった。しかし、教え子の龍が窃盗を行ったことで、事態は思わぬ展開へと進んでいく・・・。
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<「嫌われ松子の一生」を見た感想>
想像以上に波乱万丈な松子の一生がテンポ良く描かれており、あっという間の130分でした。松子を演じた中谷美紀さんの演技が素晴らしかったのはもちろんのこと、中島哲也監督の演出も斬新で見応えがありましたね。
そして本当にいろんな俳優さんが出ていることにも驚きました。ボニーピンクやAIなどのミュージシャンの他、下妻物語の土屋アンナもちょい役で出ていましたね。
いろんなことがあった松子の人生を通して、自分の人生はこれでいいのか、正直に、そして真っ当に生きているのかなども考えさせられました。
刺激的な作品を世に出し続けている中島哲也監督の今後の作品にも、さらに注目していきたいと思います。
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