いち子のその後。「リトル・フォレスト 冬・春」の感想
タイトル | リトル・フォレスト 冬・春 |
---|---|
製作年/製作国 | 2015年/日本 |
監督 | 森淳一 |
原作 | 五十嵐大介 |
出演 | 橋本愛、三浦貴大、松岡茉優、温水洋一、桐島かれん |
収録時間 | 121分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
岩手県の小森に戻り、自給自足の生活を続けるいち子の冬・春、そして5年後の姿を綴った物語。今作でも美味しそうなお料理がたくさん登場します。
また、いち子は結局、人生をどうするのか。その結果も見れる内容です。
<冒頭のあらすじ>
岩手の山間にある小さな集落、小森。いち子はここで、自給自足の生活を続けていた。
夏、秋と季節は巡り、冬を迎えようとしていたその頃。いち子のもとに1通の手紙が届いた。それは、いち子を残して何も言わずに家を出ていってしまった、母親の福子からだった。
冬になると、小森は雪がたくさん降る。だから、雪かきは欠かせない日課になっていた。
ある日、いち子は近所の家に回覧板を届けに行った。そしてその家のおばさんはいち子を家に迎え入れ、おやつを出す。その食卓には小さな女の子もいて、その子は「いち子ちゃんにとって一番のごちそうって何?」と質問してくる。
いろいろと想像を張り巡らせたいち子だったが、思い浮かんだのはこの時期によく食べていた「納豆もち」だった・・・。
スポンサードリンク
<「リトル・フォレスト 冬・春」を見た感想>
前作の「夏・秋」に続く物語ですが、今作でも美味しそうなお料理がたくさん登場していましたね。納豆もちや新じゃがなど、見ているだけでヨダレが出てきそうになりました。
東北の山間の農村地帯の過酷な冬、春を迎え、たくさんの山菜が取れる山の風景など、冬と春の自然の風景も満載でした。
そして今作では、橋本愛さん演じるいち子と、松岡茉優さん演じるキッコが珍しく喧嘩(口ゲンカ)するシーンも出てきます。また、2つ年下のユウ太(三浦貴大)に核心を突かれる場面もあり、ちょっとした人間ドラマも綴られていました。
そしてさらに、終盤では5年後のいち子達の姿も描かれており、一応これで完結という感じでした。美味しいお料理を食べ、ゆっくりコーヒーでも飲みながら見たい癒し系の映画です。
スポンサードリンク
映画ランキング TOPページに戻る