ブライス・ダラス・ハワード主演映画「マンダレイ」の感想
タイトル | マンダレイ |
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原題 | MANDERLAY |
製作年/製作国 | 2005年、デンマーク/オランダ/スウェーデン/フランス/アメリカ/ドイツ |
監督 | ラース・フォン・トリアー |
指定 | R-18 |
出演 | ブライス・ダラス・ハワード、ダニー・グローバー、イザック・ド・バンコレ、ウィレム・デフォー、ローレン・バコール、ジェレミー・ディヴィス、クロエ・セヴィニー、ジャン=マルク・バール、ウド・キアー |
収録時間 | 139分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
鬼才ラース・フォン・トリアー監督が「ドッグヴィル」に続き、過去のアメリカを独特の視点と描写で描いた話題作。全て室内で撮影されている模様で、一切空の映像は出てきません。演劇のような映画です。
2015年に世界的大ヒットを収めたジュラシック・ワールドのヒロイン、ブライス・ダラス・ハワードが主演を務めています。
<冒頭のあらすじ>
時は1933年。ドッグヴィルを後にしたグレース(ブライス・ダラス・ハワード)とその父(ウィレム・デフォー)は、部下であるギャング達と共にマンダレイの土地にやってきた。
そこにはたくさんの黒人が働く大農園があり、70年前に廃止されたはずの奴隷制度が、色濃く残っていたのだ。
その悲しい実情を目にしたグレースは、マンダレイに留まることを決意。父に別れを告げ、数人の部下達と共にマンダレイを変えようと奮起する。
しかし、今まで奴隷として働いていた黒人達を変えることは、そう簡単なことではない。彼らは奴隷じゃなくなることに対しても不安を感じており、その後の自分達に不安を抱いていた。
それでもグレースは、辛抱強くマンダレイの人達を導こうとする。しかし・・・。
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<「マンダレイ」を見た感想>
ジュラシック・ワールドでヒロインを務めたブライス・ダラス・ハワードが、23〜24歳ぐらいの時に主演を務めた話題作です。
ダンサー・イン・ザ・ダークなどで知られるラース・フォン・トリアーが監督で、”アメリカ三部作”と呼ばれる映画の第2作目となっています。
(ちなみに1作目は、ニコール・キッドマンが主演を務めた「ドッグヴィル」です。)
劇中は常に背景が暗く、室内で撮影されているのが解かります。しかし、その分登場人物の人間模様や台詞が浮き彫りになってきて、不思議と考えさせられる分部も多々ありました。
またR−18指定されていますが、これはブライス・ダラス・ハワード演じるグレースが、黒人男性と絡むシーンがあるからだと思われます。
アメリカの歴史や人間の根底に根付く”心理的なこと”に興味がある方に、おすすめの映画かもしれません。
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