リーマン・ショックの舞台裏を描く!マージン・コール
タイトル | マージン・コール |
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原題 | MARGIN CALL |
製作年/製作国 | 2011年/アメリカ |
監督 | J・C・チャンダー |
出演 | ケビン・スペイシー、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、ザカリー・クイント、デミ・ムーア、ペン・バッジリー、サイモン・ベイカー、メアリー・マクドネル、スタンリー・トゥッチ |
収録時間 | 106分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
アメリカの大手投資銀行”リーマン・ブラザーズ”をモデルとして、2007年に発生した世界金融危機”リーマン・ショック”の舞台裏をシリアスに描いた映画。
金融危機の発生が間違いないと判断された後の24時間以内の状況に焦点を当て、幹部や社員達の動きや葛藤がリアルに綴られています。
<冒頭のあらすじ>
ある日、ウォール街の大手投資銀行にて従業員の大量解雇が実行された。リスク管理部門の責任者を務めるエリック(スタンリー・トゥッチ)も、リストラの対象者。
進行中の仕事があるためそれを終わらせてから辞めたいと申し出るも、認められなかった。解雇を言い渡されたその日に荷物をまとめ、会社を去るようにと命じられてしまう。
エリックはやりかけの仕事を、USBメモリーに保存。そして会社を去る時に見送りに来た直属の部下、ピーター(ザカリー・クイント)にそのUSBメモリーを手渡した。
その晩、ピーターはエリックから手渡されたデータを元に、分析を開始。そして、会社が総資産を超える程の損害リスクを持つMBS(不動産担保証券)を抱えている事実に気付く。さらに、その状況は切迫しており、いつリスクが顕在化してもおかしくない。
ピーターはすぐに上司のウィル(ポール・ベタニー)に事実を伝える。そして事の重大さを悟ったウィルは、幹部のサム・ロジャース(ケヴィン・スペイシー)にもすぐに会社に来てもらうように嘆願した・・。
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<「マージン・コール」を見た感想>
世界的な金融危機”リーマン・ショック”の舞台裏を描いた映画とのことでしたが、意外にも淡々と事が運んでいったんだな〜という印象を受けました。
大規模なリストラが行われている最中、ある社員が会社の危機的状況に気付き、そこから会社の重役が一斉に召集されます。
どうするのが最善の策か話し合われた結果、市場が気付く前に不良資産を全て売りさばくことに決定。その後、世界が混乱に陥ることが予測されながらも、それしか道は無かったのか。
映画の中だけでは描ききれていない真実も、もっとあるだろうな〜と思いました。
また、映画は事実が発覚してから24時間以内の出来事に焦点をあてているので、「え、ここで終わり!?」という中途半端な感じでエンドロールが流れてきます。
個人的には「もっと先のことまでしっかり描いて欲しかった!」と思えた映画でした。
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