異教徒への偏見撲滅を描くインド映画「マイネーム・イズ・ハーン」
タイトル | マイネーム・イズ・ハーン |
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原題 | My Name Is Khan |
製作年/製作国 | 2010年/インド |
監督 | カラン・ジョーハル |
出演 | シャー・ルク・カーン、カージョル、ジェニファー・エコルス、クリストファー・B・ダンカン、エイドリアン・カリ・ターナー、ジミー・シェルギル |
収録時間 | 162分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
アスペルガー症候群を患うイスラム教徒のインド人が、母の死後に渡米。アメリカで幸せな人生を掴むも9.11事件をきっかけに、イスラム教徒に対する偏見が勃発。そのような状況化でもひた向きに信念を貫き通した1人の青年の物語です。
2010年のインド映画で、インドのスーパースター、シャー・ルク・カーンが主演を務めています。
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映画「マイネーム・イズ・ハーン」の冒頭のあらすじ
リズワン・ハーン(シャー・ルク・カーン)は、イスラム教徒のインド人。アスペルガー症候群を患っており、知的レベルは人並み以上だったが、対人の部分や、人とのコミュニケーションがうまくいかないことも多かった。
弟は健康面に問題はなく、若くして渡米。サンフランシスコで事業を展開し、結婚して幸せな生活を送っている。
ハーンは母の死後、弟の頼りに渡米する。やがて弟の会社で、営業マンとして働き始めた。そしてクライアントの美容室で、同じインド人のマンディラと出会う。
マンディラはシングルマザーで、ヒンズー教を信仰していた。運命を感じたハーンは、宗教の違いなど気にもせず、マンディラのもとを何度も訪れた。
やがてハーンは、マンディラと結婚。幸せを手にしたハーンだったが、2001年の9.11同時多発テロをきっかけに、人生が大きく狂いはじめてしまう・・・。
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映画「マイネーム・イズ・ハーン」を見た感想
アスペルガー症候群を患った主人公、リズワン・ハーンの半生を通して、宗教に対する偏見がいかに愚かなことであるか、そしてどんな宗教でも共存していくことが大切であることを、教えてくれるような映画でした。
この映画は日本の劇場で公開されていません。しかし、DVD等で見た方の評価が高く、Yahoo!映画では「4.53」、ツタヤディスカスでは「3.97」という高い評価を得ています。
このような評価の声にも納得できるような、とても素晴らしいストーリーでした。
ただ、個人的な感想を言わせて頂くと、話をきれいにまとめ過ぎてる感じがして、正直なところ共感できるまでには至りませんでした。
ちょっとこれはありえないかな・・。と思える部分も、希望や良心を前面に押し出し、強引に塗り替えてしまったような印象もあります。
しかしながら高く評価している方もたくさんいらっしゃるので、1度見ておく価値はあるのかもしれません。
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