オムニバス形式のドラマ映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」
| タイトル | ナイト・オン・ザ・プラネット |
|---|---|
| 原題 | NIGHT ON EARTH |
| 製作年／製作国 | 1991年／アメリカ |
| 監督 | ジム・ジャームッシュ |
| 出演 | ウィノナ・ライダー、ジーナ・ローランズ、ベアトリス・ダル、ロベルト・ベニーニ、アーミン・ミューラー＝スタール、ロージー・ペレス、ジャンカルロ・エスポジート、マッティ・ペロンパー、イザック・ド・バンコレ |
| 収録時間 | 128分 |
| レンタル | |
| DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp 、 楽天ブックス |
| おすすめ度 |  |
＜映画のポイント＞
ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの５つの都市のタクシードライバーを主人公に、ある１夜のうちに起こった出来事をオムニバス形式でまとめた映画です。
５つのストーリーはそれぞれ独立しており、ドライバー役としてウィノナ・ライダーやロベルト・ベニーニなどが出演しています。
＜冒頭のあらすじ＞
午後７時７分のロサンゼルス。女性タクシードライバーのコーキー（ウィノナ・ライダー）は、２人のミュージシャンを空港で降ろした。
そして偶然彼女のタクシーに乗ることになったのが、女優をキャスティングするエージェントのヴィクトリア・スネリング（ジーナ・ローランズ）だった。
ヴィクトリアはコーキーの美貌とキャラクターに惹かれ、あるアイディアを思い付く・・。
午後１０時７分のニューヨーク。黒人の若者であるヨーヨー（ジャンカルロ・エスポジート）はタクシーを拾おうとしていたが、タクシーはなかなか止まってくれなかった。タクシードライバーはヨーヨーの外見を怪しく思い、トラブルを避けるかのように彼を避けていた。
そんな中、１台のタクシーがヨーヨーの前に停まった。運転手は東ドイツからやってきた移民のヘルムート（アーミン・ミューラー・スタール）で、今日が全くの初仕事。
運転がド下手くそなヘルムートを見かねたヨーヨーは、自らタクシーの運転を買って出るのだが・・・。
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＜「ナイト・オン・ザ・プラネット」を見た感想＞
５つの都市で起こる出来事のオムニバス映画という前情報だけで、この映画を鑑賞しました。
何となく「５つの話は最後でつながるのかな〜」という勝手な予想を立てていたのですが、そんなことはありませんでした。
それぞれのストーリーは完全に独立しており、５つのドラマを時系列順に見たという印象ですね。
このため、感想も５つの話に対してそれぞれ違っています。個人的に一番良かったのは、一番最初のロサンゼルスの話です。
タクシードライバー役を演じたのは、この頃20歳ぐらいだったウィノナ・ライダー。ちょっとやんちゃな女性タクシードライバーであり、お金持ちそうな女性エージェントとの絡みが良かったです。
また、ライフ・イズ・ビューティフルで主演と監督を務めたロベルト・ベニーニは、ローマのタクシードライバーとして登場します。この役のマシンガントークぶりも凄かったですね。
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