女性目線の人間ドラマ「女はみんな生きている」
タイトル | 女はみんな生きている |
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原題 | Chaos |
製作年/製作国 | 2001年/フランス |
配給 | アスミック・エース |
監督・脚本 | コリーヌ・セロー |
キャスト (出演者) |
カトリーヌ・フロ、ラシダ・ブラクニ、バンサン・ランドン、リーヌ・ルノー、オレリアン・ウィイク、イバン・フラネク |
収録時間 | 112分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
平凡な主婦のエレーヌを主人公に、男と女、そして家族の人間模様を、ユーモアを交えてテンポ良く描いた人間ドラマです。
必死で逃げ惑う女性は、一体何者なのか。この女性の素性が明らかにすると共に、男の女の本音も皮肉たっぷりに描いています。
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映画「女はみんな生きている」の冒頭のあらすじ
主婦のエレーヌ(カトリーヌ・フロ)は、夫のポール(バンサン・ランドン)と二人暮らし。大学生の息子・ファブリスも居たが、自由奔放な彼は3ヵ月前から彼女と同棲を始めていた。
そんなある日、車で帰宅中のポールとエレーヌは、走行中に血まみれで逃げる女性を目撃する。その女性は複数の男に追われており、車に乗り込もうとしてきた。
危険を察知したポールは車のドアをロックし、何も見なかったのごとく走り去ってしまう。彼女のことを心配したエレーヌは、自宅に戻った後すぐに救急センターに電話を入れた。
翌日、どうしても心配な気持ちが消えなかったエレーヌは、身内のふりをして病院に電話をかける。そして彼女の居所を突き止め、病院へ見舞いへ向かった。
そこでエレーヌは、2人組の怪しい男がエレーヌを探していることを察知する。そして何とかして彼女を守ろうとするのだが・・・。
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まさに無秩序!「女はみんな生きている」の感想
原題は「Chaos(カオス)」であり、日本語では「無秩序」の意味なのですが、まさにその言葉を表したかのような映画でした。
男女間や家庭の問題、そして格差社会の切なさを、ブラックジョークを交えて表現されていましたね。
演出はちょっとコメディ風でテンポが良く、これぞフランス映画!といった感じです。
女性目線で描かれている部分が多く、この映画を見ていると「男って本当にまぬけだな〜」と思ってしまいます。
しかしながら、「男はここまで単純じゃないでしょ・・」と思えるシーンも多々ありました。登場人物の男たちも、ちょっとおバカ過ぎましたね。
フランスでは「セザール賞」という日本のアカデミー賞のようなものがあるのですが、そこで5部門ノミネートされた話題作です。
フランス映画の雰囲気がお好きな方でしたら、きっと楽しめると思います(^^♪
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