心地よい自然のそよ風のような映画「プール」
タイトル | プール |
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製作年/製作国 | 2009年/日本 |
監督 | 大森美香 |
原作 | 桜沢エリカ |
出演 | 小林聡美、加瀬亮、伽奈、シッテイチャイ・コンピラ、もたいまさこ、小林聡美 |
収録時間 | 96分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
卒業を目前に控えた女子大生のさよが、4年前に単身でタイのチェンマイに行ってしまった母の元を訪れ、久しぶりの親子の時間を持つというとてもナチュラルなストーリー。
人気漫画化の桜沢エリカが映画化のために書き下ろした原作で、小林聡美や加瀬亮が出演しています。
<冒頭のあらすじ>
日本からタイのチェンマイにたった一人でやってきた女子大生のさよ(伽奈)。彼女の目的は、4年前に単身でタイに渡り、チェンマイのゲストハウスで働き始めた母の京子(小林聡美)に会うことだった。
さよを空港まで迎えにきたのは、市尾(加瀬亮)という若い青年。市尾は京子の仕事の手伝いをしており、迎えに行くように頼まれたとのこと。
その頃京子は、ゲストハウスでいつもより豪華な食事を準備していた。自然が豊かなゲストハウスには小さなプールがあり、とても穏やかな環境だった。
また、そこにはタイ人の小さい少年・ビーと、不思議な雰囲気を持つオーナーの菊子(もたいまさこ)もいた。
さよと市尾はゲストハウスに到着し、さよは久しぶりに実の母親と再会。早速みんなで晩御飯を食べることになったが、さよは少し機嫌を損ね、ご飯を食べずに部屋へと行ってしまう。
さよはどうやら、久しぶりに会った母がこちらの人たちと幸せそうに暮らしているのを見て、素直に受け入れることができなかったのだ・・・。
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<「プール」を見た感想>
ものすごくシンプルなストーリーなのですが、疲れた心をちょっと癒してくれるような、不思議な雰囲気を持った映画でした。
小林聡美さんが主演の映画で「かめも食堂」という作品がありますが、雰囲気はこれに近いものがありますね。
ただ、かもめ食堂よりも話はもっとシンプルです。離れて暮らしている母に会いに行くという話なのですが、まるで自分自身が自然豊かな田舎に行ったことを想像させてくれるような、情緒豊かな映像が詰め込まれています。
どうして、母は娘を残してタイのチェンマイに行ってしまったのか。たとえ親子といえど、人間には人それぞれの生き方があるんだということを教えられた気がします。
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