1994年のタランティーノ監督作品「パルプ・フィクション」
タイトル | パルプ・フィクション |
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原題 | PULP FICTION |
製作年/製作国 | 1994年/アメリカ |
監督 | クエンティン・タランティーノ |
出演 | ブルース・ウィリス、ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、アマンダ・プラマー、マリア・デ・メディロス、ヴィング・レイムス、エリック・ストルツ、ロザンナ・アークェット |
収録時間 | 155分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
映画賞 |
<1994年 アカデミー賞> |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
2人組のギャングやイカサマをしたボクサー、強盗を企てるチンピラカップルの3つの物語を、見事に交錯させながら描いたバイオレンス・ドラマ。
クエンティン・タランティーノ監督の長編映画2作目となる作品であり、ジョン・トラヴォルタ、ブルース・ウィリス、ユマ・サーマン、サミュエル・L・ジャクソン、ティム・ロス、ハーヴェイ・カイテルなどのハリウッドの名優達が共演しています。
<冒頭のあらすじ>
チンピラカップルのパンプキン(ティム・ロス)とハニー・バニーは、ロサンゼルスのコーヒーショップで、突然強盗を企てる。
一方、黒いスーツを着た2人組のギャング、ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)とジュールス(サミュエル・L・ジャクソン)は、ボスの命令を実行中。その命令とは、だまし取られたブリーフケースを若いギャング団から取り返すことだった。
若いギャング団のアパートを訪れたヴィンセントとジュールスは、圧倒的な威圧感でギャングを制圧。長々と色んな話をしながらも、最終的には虫けらのように彼らを殺してし、ブリーフケースを取り返した。
ボクサーのブッチ・クリッジ(ブルース・ウィリス)は、ギャングのボスであるマーセルから、八百長試合の依頼金を受け取っていた。しかし、ブッチはあろうことか、ボスのマーセルを裏切って自分に大金をかけ、その試合に買ってしまった。
命の危険を察知したブッチは裏口から逃げ、恋人のファビアンが待つモーテルへと向かう。翌朝の列車で遠くに逃げる計画だったが、思いもよらない展開が待ち受けていた・・・。
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<「パルプ・フィクション」を見た感想>
3、4つのストーリーのそれぞれに山場や見どころがあり、1本の映画で何度も楽しめた感覚があります。
強盗を企てるカップル、盗まれたブツを取り戻すギャング2人組、ボスの女の相手を任されたギャング、八百長試合を裏切ったボクサー、自宅に死体を持ち込まれたギャングの友人など、それぞれのストーリーに見どころがありましたね。
冒頭の方は、サミュエル・L・ジャクソンが演じたギャングのセリフがとても長く、ちょっと眠気に襲われてしまいましたが、その後、ユマ・サーマンが登場してくる頃から一気に眠気が覚めていきます。
そして「この人は一体どうなっちゃうんだろう・・・」のようなドキドキ感が込み上げてきて、いつのまにか映画にどっぷりと引き込まれてしまいました。
個人的に好きなキャラクターは、ブルース・ウィリスが演じたイカサマボクサーですね。ギャングのボスを助けに戻るシーンは、本当にぞくぞくしました。
1994年に数々の映画賞を獲得したことにも納得できる、唯一無二の優れた映画だと思います。まだまだ若いタランティーノ監督だけに、いつか続編が出ることを願いたいものです。
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