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アカデミー主演女優賞受賞!感動の名作「ルーム」

タイトル ルーム
原題 Room
製作年/製作国 2015年/アイルランド・カナダ合作
配給 ギャガ
監督 レニー・アブラハムソン
原作 エマ・ドナヒュー
出演 ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョアン・アレン、ショーン・ブリジャース、ウィリアム・H・メイシー、トム・マッカムス
映画賞 第88回アカデミー賞 主演女優賞
第73回ゴールデングローブ賞 最優秀主演女優賞(ドラマ)
収録時間 118分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
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おすすめ度 星5つ

映画のポイント

何年も監禁された女性とそこで生まれた息子が、意を決して外界へ脱出。その後、苦悩しながらも社会に適応していこうとする姿を描いた、感動のドラマ映画です。

作家であるエマ・ドナヒューのベストセラー小説を映画化した作品で、主演のブリー・ラーソンは見事、アカデミー主演女優賞を受賞しています。

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映画「ルーム」の冒頭のあらすじ

ママ(ブリー・ラーソン)と5歳になったばかりの息子・ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)。2人は天窓しかない小さな部屋で暮らしていた。

ママはかれこれ7年も外に出ていない。ジャックは生まれてからずっとこの部屋で生活しており、外の世界のことはまるで空想の世界のように感じていた。

夜になるとオールド・ニックと言う男がやってきて、食料や生活用品を置いていく日々。ドアは頑丈に作られていて、暗証番号が解らないと開けられない。その番号を知っているのは、ニックだけだった。

ある日の夜、ママとニックは言い争いを起こす。その後ママは、ジャックに真実を語るのだった。

ママは7年前にオールド・ニックに誘拐され、この部屋に閉じ込められてしまったこと。そして外には広い世界が広がっていることをジャックに伝えたが、1度も外の世界を見たことがないジャックは、混乱してしまう。

そしてママは、ジャックを守るために決死の脱出作戦を企てるのだが・・・。

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過酷な運命に苦悩する母と子の描く!涙が溢れる感動作「ルーム」

最初は暗く、寂しく、重苦しい場面からスタートし、「もう見てられないかも・・」と思ってしまいました。

しかし、ママとジャックが脱出を企てるところから、雰囲気が少しずつ変わり始めます。そして見事、2人が外の世界に出られた時は、自然に涙がこぼれてきましたね。

ところが話をそれで終わりません。

ジャックは生まれた時から狭い部屋に閉じ込められており、外の世界を全く知りません。ママ以外の人物とまともに接したことが無いため、外界の大人に対して恐怖を感じてしまいます。

また、ママ自身も残酷な過去を背負いながら生きることに対して、苦悩を抱えてしまい・・・。

そんな2人が葛藤しながらも強く生きていこうとする姿は、見ていて心を打ちましたね。思わず泣けてしまう場面が何度もありました。

原作はフィクションの小説なので実話とは言えないのですが、原作者のエマ・ドナヒューは2008年にオーストラリアで発覚した「フリッツル事件」から着想を得たそうです。

若い女性が24年も監禁され、7人の子供を出産したという恐ろしい事件だったのですが、このような事件が本当にあったなんて、とても信じられません。

母と子、そして家族の絆の深さを考えさせられる、唯一無二の映画だと思います。

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