映画「Shall we ダンス?」を見た感想

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アカデミー賞総なめの日本映画の名作!「Shall we ダンス?」

タイトル Shall we ダンス?
製作年/製作国 1996年/日本
配給 東宝
監督・脚本 周防正行
出演 役所広司、草刈民代、竹中直人、渡辺えり、柄本明、本木雅弘、徳井優、田口浩正、草村礼子、原日出子
映画賞 <第20回(1997年)日本アカデミー賞>
作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、音楽賞
収録時間 136分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星5つ

映画のポイント

ごく普通の真面目なサラリーマンが、1人の女性の存在をきっかけに社交ダンスに打ち込んでいく姿を描いたハートフルな人間ドラマ。

主演は役所広司と草刈民代で、この年の第20回日本アカデミー賞をほぼ独占。なんと、作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、音楽賞の8部門を受賞しています。

国内の興行収入は16億円で、1996年の邦画作品で第2位を記録。アメリカでは950万ドルの興行収入を記録し、日本の実写映画の興行収入記録を更新しました。

ハリウッドでも2004年にリチャード・ギア&ジェニファー・ロペス主演でリメイクされた、日本の映画史に名を刻む名作です。

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冒頭のあらすじ

一般企業の経理課長として真面目に働くサラリーマン・杉山正平(役所広司)。彼には愛する妻・昌子(原日出子)と可愛い1人娘がいて、念願だった庭付き1軒家のマイホームも購入。家庭や仕事には特に不満はなく、平凡な毎日を送っていた。

そんなある日、杉山は帰りの電車の中から、ダンス教室の窓際で寂しそうに立ち尽くす1人の女性を見かける。その美しさに心を奪われた杉山は、帰りの電車で毎日のようにダンス教室の窓を眺めていた。

始めはダンス教室を敬遠していた杉山だったが、彼女のことが気になるがあまり、訪ねてみることを決意。無料見学もできるとのことで、思い切ってダンス教室の扉を開いた。

気になっていた女性の名は、岸川舞(草刈民代)。この社交ダンス教室の先生として働いていた。

杉山はすぐに入会し、社交ダンスを始める。舞先生ではなくベテランのたまこ先生(草村礼子)から指導を受けることが多かったが、杉山は少しずつ社交ダンスの楽しさや面白さに魅了されていく・・。


「Shall we ダンス?」を見た感想

各映画系サイトでの評価が高かったので見てみたのですが、思っていた以上にとても素敵な映画でした。本当に見て良かったです。

中年の真面目な男性が、きれいな女性をきっかけに社交ダンス教室に入会。それをきっかけに社交ダンスの楽しさを知り、大会まで出場してしまう姿を、とてもハートフルに描かれていたと思います。

40代の中年男性がまるで学生の頃の青春時代に帰ったような姿は、見ているこっちも不思議と元気が出てきました。

何歳になっても「何かに打ち込めること」は、本当に幸せなことなんですね。中年のピュアな恋心が自然に描かれていたことも、とても良かったです。

そして後半は、草刈民代先生が演じた舞先生の”変化”も見所です。最初はあんなに素っ気なかった舞先生が、途中から少しずつ変わっていく姿は、見ていてホッとしました。

日本アカデミー賞の主演男優賞・主演女優賞を受賞された役所広司さんと草刈民代さんはもちろんのこと、助演男優賞・助演女優賞の竹中直人さんと渡辺えりさんの演技も、見所の1つかもしれません。

この年のアカデミー賞を総なめにしたことも納得できる名作なので、まだご覧になっていない方へ是非おすすめしたいです。


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