心に染みるヒューマンドラマ「そこのみにて光輝く」
タイトル | そこのみにて光輝く |
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製作年/製作国 | 2013年/日本 |
監督 | 呉美保 |
原作 | 佐藤泰志 |
出演 | 綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉、高橋和也、火野正平、伊佐山ひろ子、奥野瑛太、あがた森魚 |
収録時間 | 120分 |
指定 | R-15 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
函館のとある町を舞台に、それぞれに事情を抱えた男女が懸命に生きようとする姿を描いた人間味溢れるヒューマン・ドラマ。
41歳で亡くなった作家・佐藤泰志の長編小説を映画化した作品で、綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉の3人が泥臭くも懸命に生きる男女を熱演しています。
<冒頭のあらすじ>
ある事故をきっかけにして仕事を辞めた達夫(綾野剛)はある日、パチンコ屋で拓児(菅田将暉)という若者と出会う。
使い捨てのライターを達夫からもらった拓児。不思議と親近感を覚えた拓児は、達夫を自らの家に招いて飯をご馳走した。
拓児の家は、海沿いに建てられた古びた家だった。そこには拓児と姉の千夏(池脇千鶴)、父・母の4人が暮らしていた。
不思議と惹かれ合っていく達夫と千夏。しかし後日、達夫は思いがけない場所で千夏と再会してしまう・・。
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<「そこのみにて光輝く」を見た感想>
世の中の映画はどちらかと言うと綺麗な描写やストーリーの作品が多いですが、この映画はまるっきり違っていました。
それぞれに辛い事情を抱えた人達が出会い、心を通わせながら自分自身と戦うようにして光を見出していく・・。
最近の映画では滅多に見ることの出来ないような、実に人間味溢れる情景を描いた凄い作品でした。「そこのみにて光輝く」というタイトルも、実に深い意味があると思いました。
この映画は綾野剛さん、池脇千鶴さん、菅田将暉さんの3人が主人公として登場するわけですが、3人ともそれぞれの役柄を体当たりで演じられていましたね。
特に菅田将暉さんの荒くれっぷりは、本当に素晴らしかったです。何でもできる役者さんだと感じました。
巷に溢れる綺麗な映画を見飽きた方へ、是非見て頂きたい作品だと思います。
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