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人生に飽きた男の物語「捨てがたき人々」

タイトル 捨てがたき人々
製作年/製作国 2012年/日本
配給 アークエンタテインメント
指定 R-18
監督 榊英雄
原作 ジョージ秋山
出演 大森南朋、三輪ひとみ、美保純、内田慈、佐藤蛾次郎、諏訪太朗、荒戸源次郎、伊藤洋三郎、滝藤賢一、田口トモロヲ
収録時間 123分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星3つ

映画のポイント

ジョージ秋山原作の同名コミックを映画化。生きることに飽きてしまい、仕事を辞めて故郷に戻ってきた中年男を軸に、男と女の生々しい性愛模様を描いた人間ドラマです。

主演は大森南朋で、もうダメダメな中年男を熱演。またヒロイン役は三輪ひとみで、激しい絡みのシーンも体当たりで演じています。

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冒頭のあらすじ

夢や希望は何もなく、生きることに飽きてしまった中年男の狸穴勇介(大森南朋)。

彼はトラック運転手の仕事を辞め、たった一人で故郷の地に舞い戻ってきた。

勇介は両親にも捨てられており、金もなく、無愛想な上に不細工だった。そして腐ったような目つきをする勇介に、近寄ろうとする人もいない。

そんなある日、道を歩いていた勇介は出会いがしらで自転車と衝突し、転んでしまう。その自転車の持ち主は、顔に大きなアザのある女性・岡辺京子(三輪ひとみ)だった。

京子に対して不思議と性欲が湧いた勇介は、彼女が勤めているお弁当屋さんに通い出す。京子は町で唯一、勇介に対して笑顔で接してくれる女性だった。

やがて京子は勇介と一緒にレストランに行き、お酒を飲んで酔っ払ってしまう。そして勇介の部屋で目を覚ました京子は、強姦のような状態で勇介と関係を持ってしまい・・・。


映画「捨てがたき人々」の感想

性愛描写が絡んだドロドロの人間模様が描かれており、なかなかレアな映画だと思いました。

生きることに飽きてしまい、本能のまま生きている主人公・狸穴勇介のダメっぷりが半端ないのですが、不思議と嫌悪感は湧いてきません。

自分自身の本能に対して正直に生きている姿、そして人間の闇というか性愛的な部分を、生々しく、忠実に描かれていたと思います。狸穴勇介役を務めた大森南朋さんの演技も、すごいものがありました。

そしてそんな勇介と関係を持ってしまう顔にアザのある女性・岡辺京子を演じたのが、三輪ひとみさんです。激しい絡みのシーンもありますが、体当たりで熱演されていました。

人間とは、一体何なのか。考えてもキリが無いテーマではありますが、それに一石を投じるような作品かもしれません。


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