不器用な父子の親子愛を描く「ジャッジ 裁かれる判事」
タイトル | ジャッジ 裁かれる判事 |
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原題 | The Judge |
製作年/製作国 | 2014年/アメリカ |
監督 | デヴィッド・ドブキン |
出演 | ロバート・デュヴァル、ロバート・ダウニー・Jr、ベラ・ファーミガ、ヴィンセント・ドノフリオ、ダックス・シェパード、ビリー・ボブ・ソーントン、レイトン・ミースター、エマ・トレンブレイ |
収録時間 | 141分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
田舎で長年に渡って判事を務め上げてきた父、都会で弁護士として成功を収めた息子。父が巻き込まれた事件を通して、不器用な父子の家族愛を丁寧に描いた作品。
アイアンマンでお馴染みのロバート・ダウニー・Jrが息子である弁護士役を、ゴットファーザーシリーズの弁護士役として有名な名優、ロバート・デュヴァルが判事役を演じています。
<冒頭のあらすじ>
アメリカのシカゴで弁護士として成功し、ビジネスにおいては順調な人生を送っていたヘンリー(ロバート・ダウニー・Jr)。ある日、ヘンリーは地元に住む兄から、母親が亡くなったという連絡を受けた。
ヘンリーは妻との離婚協議中であり、一人で実家へと向かう。そして久しぶりに兄のグレンや精神病を患っている弟、そして父親のジョセフ・パルマー判事と再会。そのまま葬儀に参列し、実家で一夜を過ごした。
翌朝、シカゴに戻ろうとしたヘンリーは、ジョセフの車に大きな傷が付いているのを発見。何かにぶつけたのだろうと特に気にしなかったが、飛行機の中で兄のグレンから緊急の電話を受ける。
それは父のジョセフが、ひき逃げ犯として警察から取り調べを受けているという内容だった。
すぐさま実家に引き返したヘンリーは、弁護士の知識を活かして父を養護しようとする。しかし、父の車からは被害者の血液と一致する血痕が見つかってしまう・・。
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<「ジャッジ 裁かれる判事」を見た感想>
判事を務めるとても厳格な父親と、一人前の弁護士に成長し、成功を収めた弁護士の息子の絆を描いた、心温まる映画でした。
この映画の肝は、父も息子も素直になれない、癖のある男であることです。ストレートには言わないけれど、ちゃんとお互いの事を思っている。
そんな姿が随所に見え隠れしていて、時折じわ〜と感動するシーンもありましたね。
そしてこの映画では、あのゴッドファーザーシリーズで弁護士&相談役という重要な役を演じていたロバート・デュヴァルが、判事である父親役を演じています。
ゴッドファーザー時代の役とはまるっきりキャラクターが違いますが、威厳と味のある演技は健在でしたね。
一方、ロバート・ダウニー・Jrは凄腕ビジネスマンでありながら性格にちょっと難ありという感じで、アイアンマンと少しだぶりました。
最後はちょっと意外な展開でしたが、親子愛を描いた思慮深い映画だったと思います。
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