奇跡のハートフル・ファンタジー「椿山課長の七日間」
タイトル | 椿山課長の七日間 |
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製作年/製作国 | 2006年/日本 |
監督 | 河野圭太 |
原作 | 浅田次郎 |
出演 | 西田敏行、伊東美咲、成宮寛貴、和久井映見、市毛良枝、桂小金治、須賀健太、志田未来、余貴美子、國村隼 |
収録時間 | 118分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
突然死したサラリーマンの中年男が3日間だけ美女になって生き返り、家族や同僚達に本音や想いに気付いていく感動ストーリー。浅田次郎の同名ベストセラー小説を映画化した作品で、突然死する中年男を西田敏行が、生き返る美女役を伊東美咲が好演しています。
<冒頭のあらすじ>
ある日突然、勤務中に倒れてそのまま亡くなってしまった椿山課長(西田敏行)。気がつくと、そこはあの世とこの世の境目にある幻想的な場所であり、たくさんの亡くなった人達が集まっていた。
そこにマヤ(和久井映見)という女性が登場し、初七日までの3日間だけは、現世に戻れるという制度を説明。しかし、その審査は非常に厳しく、志願しても現世に戻れずに天国にそのまま行くことになるケースが多いという。
突然死んでしまった椿山は早速審査を申し出る。そして審査を無事に通ったのは、椿山課長とヤクザの武田(綿引勝彦)、少年の雄一(伊藤大翔)の3人だった。
それぞれには戻らなければならない理由があり、武田の場合は現世に帰らなければ多くの人が死んでしまうという。少年の雄一の場合は、死ぬ前に実現させたいことがあった。
そして椿山は、このまま本当の事実を知らずに天国に行ってしまうのはあまりにも可愛そうとのことで、現世に戻るチャンスを与えられた。
3人は現世に戻ることができたが、ヤクザの武田は竹内(成宮寛貴)という若者に、少年の雄一は蓮子(志田未来)という少女に、そして椿山課長は椿(伊東美咲)という絶世の美女となって、現世に戻ってきた・・・。
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<「椿山課長の七日間」を見た感想>
死んだと思ったらそこにはちゃんと天国があり、審査を受けて全くの別人として戻ってくるという、貴重なファンタジードラマでした。
笑いあり、涙ありで、本当に素晴らしい映画だと思います。話は主人公の椿山課長だけでなく、少年とヤクザの2人のストーリーもしっかりと描かれています。
それぞれが解決しなければならない問題だっただけに、途中からは応援する立場になって見ていました。
そして一番ユニークだったのが、西田敏行演じる椿山課長が、伊東美咲演じる美女の椿になって生き返ったことですね。伊東美咲さん自身がおっさんキャラを演じていて、とてもおもしろかったです。
また、映画を見終わって思ったことは、人間は悔いが残らない生き方をするべきだということです。伝えたい気持ちがあるなら、ちゃんと伝えよう。会いたい人がいるなら、遠慮せずに会いにいこう。やりたいことがあるなら、今すぐにでもやってみようなど、毎日を精一杯生きることが大切なんだと思いましたね。
海外で放映されてもヒットしそうな、とても良い作品です。おすすめの映画ですので、お時間のある時に是非!!
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