構成が見事!内田けんじ監督・脚本の「運命じゃない人」
タイトル | 運命じゃない人 |
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製作年/製作国 | 2005年/日本 |
配給 | クロックワークス |
監督・脚本 | 内田けんじ |
出演 | 中村靖日、霧島れいか、山中聡、山下規介、板谷由夏、眞島秀和 |
収録時間 | 98分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
彼女に振られた真面目なサラリーマン、その友人の私立探偵、女詐欺紙、ヤクザの組長らが奇跡的に交錯した一夜の出来事を描いた、サスペンスドラマ映画。
はじめはパっとしない雰囲気ですが、どんどん面白くなっていきます。それほどメジャーな作品ではないものの、方々から高い評価を獲得。内田けんじ監督の手腕が光る、見事な作品です。
第79回キネマ旬報ベスト・テン日本映画脚本賞など、映画賞も多数受賞されています。
<冒頭のあらすじ>
宮田武(中村靖日)は、日々真面目に働いているサラリーマン。あゆみ(板谷由夏)という綺麗な女性と付き合っていたが、1週間前に破局。
結婚目前で2人で住むためのマンションを購入したにも関わらず、あゆみはマンションから出て行ってしまった。
そんなある日、宮田は自宅に帰ると、親友の市立探偵・神田勇介(山中聡)から急に電話がかかってきた。
飯を一緒に食べようというお誘いの電話だったが、疲れていた宮田は断ろうとする。
しかし、神田から「あゆみちゃんのことで大事な話がある」と言われた宮田はすぐに誘いに応じ、一目散に家を飛び出していった・・。
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<「運命じゃない人」を見た感想>
最初はちょっとパッとしない感じでスタートしますが、話が進むに連れてじわじわと面白くなってきます。
そして途中からは予想外の展開へと発展していき、予想以上に楽しめる映画でした。
ラブストーリーかな〜と初めは思っていたのですが、どちらかというとサスペンス劇ですね。ユーモアな雰囲気もあり、脚本も所々おもしろかったです。
構成や演出も見事でどんな監督さんか調べてみたところ、なんと、内田けんじ監督は以下の2作品も監督・脚本を務めていました。
○鍵泥棒のメソッド
○アフタースクール
私もこの2作品を見ましたが、どちらも意表を付く展開でかなり面白かったことを覚えています。Yahoo!映画でも平均4以上の高評価を得ていますし、どちらも間違いない作品です。
1972年生まれのまだまだ若い監督さんだけに、今後の作品も楽しみですね♪
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