宮沢りえ主演の感動作!「湯を沸かすほどの熱い愛」
タイトル | 湯を沸かすほどの熱い愛 |
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製作年/製作国 | 2016年/日本 |
配給 | クロックワークス |
監督・脚本 | 中野量太 |
キャスト (出演者) |
宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李、伊東蒼、篠原ゆき子、駿河太郎 |
映画賞 | <第40回 日本アカデミー賞> 最優秀主演女優賞:宮沢りえ 最優秀助演女優賞:杉咲 花 |
収録時間 | 125分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
ガンで余命を宣告された母親の双葉が、愛する娘や家族のために”やるべきこと”を実行に移していく感動のヒューマン・ドラマです。
宮沢りえが母親の双葉役を、杉崎花が娘の安澄役を熱演し、見事、第40回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞&最優秀助演女優賞を受賞しました。
もうこれ以上ないぐらいの感動作品となっているので、ぜひご覧になることをお薦めします。涙無しでは見られない映画です。
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映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の冒頭のあらすじ
かつて、町中で小さな銭湯「幸の湯」を営んでいた幸野家。1年前に父親の一浩(オダギリ ジョー)が何も言わずに失踪し、それ以降は休業状態が続いていた。
残された母親の双葉(宮沢りえ)はパートとしてパン屋さんで働きながら、娘の安澄(杉咲花)を育てている。
そんなある日、双葉は仕事中に急に倒れてしまい、病院で検査を受けた。その結果は、ステージ4の末期ガン。余命はわずか、2〜3ヵ月しか残されていないという。
まさかの宣告を受けた双葉は落胆するも、”残された絶対にやっておくべきこと4つのこと”があると悟り、前向きに生きる決心をする。
まず1つ目は、娘の安澄が学校でいじめにあっていることだった。双葉は自分自身の力でいじめ問題を解決させるべく、安澄を決して甘やかそうとはしなかった。
2つ目は、失踪した夫のこと。双葉は探偵事務所の滝本(駿河太郎)に調査を依頼し、夫の居所をやっと突き止める。そして意を決して夫である一浩のもとを訪ねるのだが・・・。
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日本映画の傑作!「湯を沸かすほどの熱い愛」の感想
ツタヤ・ディスカスでの評価ポイントが3.81(2017年6月時点)と高く、これは素敵な映画に違いない!と思って早速借りてみたのですが、もう想像以上の素晴らしい作品でした。
何度も泣ける場面があり、涙無しでは見られない感動の名作映画でしたね。
タイトルにもなっている”湯を沸かすほどの熱い愛”は、末期ガンを宣告された母親からの愛であり、娘や家族、そして出会った人達への愛情が、随所に散りばめられていました。
そしてその愛は決してうわべだけのものではなく、残された人達の事を真剣に考えた、もう言葉で表現するのが難しいぐらいの”本物の愛”が詰まっています。
松坂桃李さん演じる拓海君が、杉咲花さん演じる娘の安澄に対して、「あの人の娘でうらやましいな」といった内容を語る場面がありますが、見ているこっちもその言葉に同感です。
もし、あれだけ正直に、真正面から愛を投げかけてくれる人が周囲にいたら、本当に幸せなことだと思います。
また今作では、母・娘役を演じた宮沢りえさんと杉咲花さんが、日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞をW受賞しました。この点についても、もう何も文句の付け所がない演技でしたね。
この「湯を沸かすほどの熱い愛」は、間違いなく日本の映画史に名を残す名作だと思います。まだご覧になっていない方へ、ぜひお薦めしたいです!
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