映画「悪党に粛清を」を見た感想

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妻子を失った男の復讐を描いた西部劇映画「悪党に粛清を」

タイトル 悪党に粛清を
原題 The Salvation
製作年/製作国 2014年/デンマーク・イギリス・南アフリカ
配給 クロックワークス、東北新社
監督 クリスチャン・レブリング
指定 R-15
出演 マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジェフリー・ディーン・モーガン、ジョナサン・プライス、エリック・カントナ、ミカエル・パーシュブラント
収録時間 92分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星4つ

映画のポイント

1800年代後半のアメリカを舞台に、ある男が巨悪に対して復讐する姿を描いた西部劇映画。

主演は「偽りなき者」のマッツ・ミケルセンで、復讐に燃える男役を熱演。92分という短い時間ですが、重厚な雰囲気を持つ作品に仕上がっています。

冒頭のあらすじ

時は1864年、ジョン(マッツ・ミケルセン)は妻子を故郷のデンマークの残し、アメリカへと渡った。

その7年後、生活が安定してきたジョンは、妻子をアメリカへと呼び寄せる。駅に到着した3人は、馬車でジョンの家へ向かおうとしていた。

しかし、偶然同じ馬車に乗り合わせた2人の男が、ジョンの妻に目を付けた。妻と子は、まだ英語が解からない。

ちょっかいを出し始めた男に対してジョンは止めるよう説得するが、一向に言う事を聞かない。それどころか銃を取り出し、ジョンや妻を脅してきた。

そしてジョンは馬車から蹴り落とされ、妻子と離れ離れになってしまう・・・。

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「悪党に粛清を」を見た感想

シンプルなストーリーであり、92分という比較的短い映画でしたが、なかなか見応えのある作品でした。

西部劇ならではのシブい演出が随所に散りばめられており、登場人物の台詞も少なめです。

このため1つひとつの台詞や動きに重厚感が出ており、何とも言えない独特な雰囲気が漂っていました。

そしてタイトルにもある”悪党”は、とにかく凶悪です。今の時代では考えられないぐらい残虐であり、手がつけられません。

だからこそ主人公のジョンに深く共感できましたし、何とか立ち上がって欲しいという応援する気持ちも生まれてきました。

最後の対決は緊迫感があふれ、とても見応えがありましたね。西部劇系の映画がお好きな方でしたら、間違いなくおすすめだと思います。


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