臨調感あふれる本格的な戦争映画「ブラックホーク・ダウン」
| タイトル | ブラックホーク・ダウン |
|---|---|
| 原題 | ＢＬＡＣＫ ＨＡＷＫ ＤＯＷＮ |
| 製作年／製作国 | 2001年／アメリカ |
| 監督 | リドリー・スコット |
| 原作 | マーク・ボウデン |
| 出演 | ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモア、サム・シェパード、エリック・バナ、トム・ハーディ、ジェイソン・アイザックス、ジョニー・ストロング、オーランド・ブルーム、ウィリアム・フィクトナー、ロン・エルダート、ジェレミー・ピヴェン |
| 収録時間 | 145分 |
| レンタル | |
| DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp 、 楽天ブックス |
| 映画賞 | ＜２００１年 アカデミー賞＞
音響賞、編集賞：ピエトロ・スカリア |
| おすすめ度 |  |
＜映画のポイント＞
１時間で終わるはずの任務が、１５時間にも及ぶ壮絶な攻防戦に。クリントン政権時の1993年、ソマリアで実際に起こったアメリカ特殊部隊と地元民兵の壮絶な戦い「モガディシュの戦闘」を、リアリティ溢れる描写で綴った作品。
ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガーなどの実力ある俳優が多数出演しており、これまでたくさんの名作を世に送り出してきたリドリー・スコットが監督を務めています。
＜冒頭のあらすじ＞
時は1993年。アフリカ大陸の東端に位置するソマリアは、深刻な内戦状態に突入していた。ソマリア民兵の将軍モハメッド・アイディードは、国連に対しても宣戦布告を出しており、その争いによって難民が飢餓状態に陥っていた。
このような状況を危惧したアメリカは、ソマリアの首都であるモガディシュに米軍の特殊部隊を投入。彼らに与えられた任務は、独裁者であるアイディード将軍の副官２名を捕らえることだった。
ダウンタウンでソマリア民兵上層部の会議があることを知った特殊部隊は、この時を狙うことに。空と陸の両方から目的のビルに向かい、副官を捕らえて１時間足らずで基地に戻る計画を立てる。
満を持して現場に向かった特殊部隊だったが、予想以上に強力なソマリア民兵の襲撃に直面する。そして、一機のヘリコプター「ブラックホーク」が墜落させられたことにより、事態は思わぬ方向へと進んでしまう・・・。
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＜「ブラックホーク・ダウン」を見た感想＞
実際に起こったアメリカ特殊部隊とソマリア民兵の戦いを描いた作品ということで、ものすごくリアリティがありましたね。
ここまでリアルに、そして長時間に渡って戦争の過酷な状況を描いた作品は、滅多に無いと思います。
部隊は何班にも分かれており、一つの場所で銃撃戦が終わったかと思えば、また別の場所で銃撃戦が勃発する。そして、ソマリア民兵がＲＰＧを手に取り、アメリカ軍のヘリコプターを墜落させようとする・・・。
戦っても戦っても次々と表れるソマリア民兵を見ていて、果たして無事に基地まで戻れるのだろうか・・・と本当に思ってしまいました。
銃撃によって体の一部を失うようなシーンも描かれており、本当に目を覆いたくなってしまう時もありました。
しかし、戦争の恐ろしさや過酷さを知って二度と繰り返さないためにも、１度は見ておくべき映画なのではないかと思います。
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