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アル・パチーノが破天荒な主人公を熱演!「スカーフェイス」

タイトル スカーフェイス
原題 SCARFACE
製作年/製作国 1983年/アメリカ
監督 ブライアン・デ・パルマ
脚本 オリバー・ストーン
出演 アル・パチーノ、スティーブン・バウアー、ミシェル・ファイファー、ポール・シェナー、ロバート・ロジア、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、F.マーリー エイブラハム、ラナ・クラークソン、ハリス・ユーリン
収録時間 170分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
DVD、Blu-rayの購入 Amazon.co.jp楽天ブックス
おすすめ度 星4つ

映画のポイント

キューバからアメリカに渡った1人の青年が、麻薬密売で暗黒街のボスにのし上がっていく姿を描いたバイオレンス映画。1932年の「暗黒街の顔役」をブライアン・デ・パルマ監督がリメイクした作品で、主人公の信念を貫く破天荒な男・モンタナ役を、アル・パチーノが熱演しています。

冒頭のあらすじ

1980年5月。キューバは反カストロ主義者をアメリカに追放するという大胆な措置を実行に移した。しかし、その中には政治犯の他にも、前科者であるトニー・モンタナ(アル・パチーノ)と、マニー・リベラ(スティーヴン・バウアー)のような移民も紛れ込んでいた。

彼らはマイアミに設置された移民キャンプに滞在。やがてトニー達は移民からの脱出を条件にして、政治犯の殺しを請け負い、実行する。

その後トニーとマニーは飲食店の仕事に就くが、そこに裏組織の大物・フランクの部下が現れる。その男は、トニー達へ麻薬取り引きの依頼をしにきたのだ。

仕事を引き受けたトニーは仲間を3人連れて、指定日時に取引現場のモーテルへと向かった。しかし、相手は金を横取りしようとしてトニー達に銃口を突きつけてきた。

マニーの助けによって間一髪救われたトニーは、取引現場にいた相手を一人残らず殺してしまう。そして、金と麻薬の両方を持って、組織のボスであるフランクのもとを訪れる・・。

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「スカーフェイス」を見た感想

アル・パチーノ演じるトニーが成り上がる中盤までは良かったのですが、その後の転落っぷりは見ていて切なくなりましたね。まさか、あそこまで悲劇に見舞われてしまうとは、予想していませんでした。

信念が強く、嘘をつかない破天荒な男。だからこそ周囲から認められ、のし上ることができた。でも、いつからかその信念がねじれてしまい、自らの首を絞めてしまう・・。

悲劇的なストーリーでしたが、映画としては深みのある重厚な作品に仕上がっていたのではないかと思います。

この頃のアル・パチーノはゴッドファーザーの10年後ぐらいであり、まだまだ若いです。ゴッドファーザーのマイケルよりもかなり荒くれ者の役なので、非情な凄味も感じられました。

バイオレンスアクションやマフィア映画が好きな方でしたら、きっと見て損は無い映画だと思います。


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