スタンリー・キューブリック監督作品「フルメタル・ジャケット」
タイトル | フルメタル・ジャケット |
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原題 | FULL METAL JACKET |
製作年/製作国 | 1987年/アメリカ |
監督 | スタンリー・キューブリック |
原作 | グスタフ・ハスフォード |
出演 | マシュー・モディン、アダム・ボールドウィン、ヴィンセント・ドノフリオ、リー・アーメイ、ドリアン・ヘアウッド、アーリス・ハワード、エド・オロス、ジョン・デーリー、R・リー・アーメイ、ドリアン・ヘアウッド |
収録時間 | 117分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
ベトナム戦争を舞台にして、アメリカの新兵に課せられた厳しい訓練の実情や、その後戦地に趣き、少しずつ変貌を遂げていく姿をリアルに描いた作品です。巨匠・スタンリー・キューブリック監督が1987年に作り上げています。
<冒頭のあらすじ>
ベトナム戦争が行われていた1960年代。アメリカ・南カロライナ州の合衆国海兵隊新兵訓練基地には、8週間に渡る特訓を受けるために新兵達がやってきた。
彼らは全員頭を丸刈りにされ、初日から訓練教官のハートマン(リー・アーメイ)から罵倒される。朝から晩まで厳しい規律があり、ハートマンは容赦なく新兵をしごいていた。
特に、何をやらせてもダメな太っちょのパイル(ヴィンセント・ドノフリオ)は、厳しいしごきの標的に。教官がことあるごとにパイルに罵声を浴びせた。そして、やがてはパイルのとばっちりが、その他の新平全員に及ぶようになる。
やがてパイルは、その他多くの新兵からいじめの標的にされる。そして、少しずつ精神を病んでいった。
彼を個人的に指導していた新兵の1人、ジョーカー(マシュー・モディン)も彼をかばいきることができなかった。そして、ジョーカーが夜間の見回りを担当していた時に、思いがけない事件が発生する・・・。
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<「フルメタル・ジャケット」を見た感想>
若い新兵たちが体験した戦争の実情を、とてもリアルに描いた作品だと思います。
それまではごく普通の生活を送っていた若者達が、戦争のためにまるで戦闘ロボットにさせるかのように訓練されていきます。訓練が終ると戦地に派遣され、戦争に勝つためのコマのように扱われていく・・。
戦場でのシーンはドキュメンタリーのようなタッチで綴られているところも多く、リアリティがありました。本当に「地獄のような場所」であることが伝わってきます。
激しい戦闘シーンは多くありませんが、考えさせられる場面や、戦争の現実を教えてくれるシーンが多い、意味のある映画だと思います。
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