刑事ドラマ映画の歴史に残る最高傑作!アンタッチャブル
タイトル | アンタッチャブル |
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原題 | THE UNTOUCHABLES |
製作年/製作国 | 1987年/アメリカ |
監督 | ブライアン・デ・パルマ |
出演 | ケビン・コスナー、ロバート・デ・ニーロ、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、チャールズ・マーティン・スミス、ビリー・ドラゴ、リチャード・ブラッドフォード、ジャック・キホー、パトリシア クラークソン |
収録時間 | 119分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
映画賞 | <1987年 アカデミー賞> 助演男優賞: ショーン・コネリー <1987年 ゴールデン・グローブ> 助演男優賞: ショーン・コネリー |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
1930年代にシカゴを舞台にしてアメリカの裏社会を取り仕切っていた男、アル・カポネ。警察や裁判所までも買収し始めたこの男と、財務省からやってきた捜査官&3人のチーム”アンタッチャブル”との壮絶な戦いを描いた社会派刑事ドラマ。
悪の帝王アル・カポネ役をロバート・デ・ニーロが、財務省の捜査官をケビン・コスナーが、そして捜査を後押しするベテラン警官役をショーン・コネリーが熱演しています。刑事ドラマ映画・マフィア系映画の最高傑作とも言える作品です。
<冒頭のあらすじ>
禁酒法が施行されていた1930年のアメリカ。シカゴでは密造酒やもぐり酒場の市場が10億円まで達しており、マフィアやギャング達が裏で社会を支配し始めていた。
そんな裏社会のボスに君臨していた男が、アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)。目的のためなら手段を選ばず、公職にまで権力を伸ばしていた。
財務省のエリオット・ネス(ケビン・コスナー)は、この年に特別捜査官としてシカゴに派遣された。彼の任務は、アル・カポネを捕らえること。使命感に燃えるネスだったが、シカゴ警察の上層部はカポネが簡単に捕まらないことを理解しており、半ばあきらめかけている状態。そのために、本気度が全く感じられなかった。
信頼できる部下を探し始めたネスは、大きな失敗をした夜に偶然、ベテラン警官のジミー・マローン(ショーン・コネリー)と出会う。マローンの実力を見抜いたネスは、アル・カポネ逮捕のために協力を求めるのだが・・・。
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<「アンタッチャブル」を見た感想>
何度も言いますが、刑事ドラマ系の映画やマフィア系の映画の中でも最高傑作を言える作品だと思います。
骨太のストーリー展開、登場人物のキャラクター、それぞれのセリフ、魅せる演出など、素晴らしい要素が詰まっている映画でした。
このような種類の映画では、犯人が捕まって納得して終ったり、登場人物が死んで悲しい感じで終ったりなど、刑事ドラマならではの悲しい余韻があるものです。
しかし、この「アンタッチャブル」では、そのような余韻だけでなく、大きな感動や爽快感、そして前へ進む勇気みたいなものも感じさせてくれます。
数々の名作を世に残しているブライアン・デ・パルマ監督の中でも、最高の一作と言えるでしょう。
ショーン・コネリーはベテラン警官役で1987年アカデミー賞助演男優賞を受賞しましたし、ロバート・デ・ニーロのアル・カポネ役もかなり迫力があります。本物じゃないの?と思ってしまうぐらいです。
個人的に一番好きだったシーンが、終盤の裁判所のシーンで、ネス(ケビン・コスナー)がアル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)にある言葉を言い放つところです。この言葉の意味を考えたら、思わず涙が溢れてきました。
この種類の映画はハリウッドにはたくさんありますが、こんな名作は滅多に出会えるものではありません。もしまだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、本当に声を大にしておすすめしたいです。
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