自由を勝ち取るための戦った男の物語「ブレイブハート」
| タイトル | ブレイブハート |
|---|---|
| 原題 | ＢＲＡＶＥＨＥＡＲＴ |
| 製作年／製作国 | 1995年／アメリカ |
| 監督 | メル・ギブソン |
| 出演 | メル・ギブソン、ソフィー・マルソー、パトリック・マクグーハン、キャサリン・マコーマック、ブレンダン・グリーソン、アンガス・マクファーデン、デヴィッド・オハラ、イアン・バネン、トミー・フラナガン |
| 収録時間 | 178分 |
| レンタル | |
| DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp 、 楽天ブックス |
| 映画賞 | ＜1995年 アカデミー賞＞ 作品賞、監督賞、撮影賞、メイクアップ賞、音響効果編集賞 1995年 ゴールデン・グローブ：監督賞 |
| おすすめ度 |  |
＜映画のポイント＞
イングランドの侵攻や悪政に苦しんでいた13世紀末のスコットランド。この波乱の時代に独立と自由を求めて戦い抜いた実在の英雄「ウィリアム・ウォレス」の生涯を描いた歴史スペクタクル大作です。
本格的な戦闘シーンが満載で、ものすごい迫力があります。メル・ギブソンが監督と主演を務めており、この年(1995年)のアカデミー賞にて、作品賞や監督賞、撮影賞などの５部門に受賞しました。
＜冒頭のあらすじ＞
残酷なエドワード１世が率いるイングランド軍によって、幼い頃に家族を惨殺されたウィリアム・ウォレス（メル・ギブソン）。辛うじて生き延びた彼は叔父に引き取られ、一人前の男に成長。そして懐かしい故郷に戻ってきた。
その後美しく成長した幼なじみのミューロン（キャサリン・マッコーマック）と恋に落ち、彼女の両親の反対を押し切って結婚する。
しかし、イングランドはスコッドランドを支配するために「初夜権」という悪魔のような法律を復活させ、結婚の決まった花嫁を略奪するという行為を繰り返し行っていた。
やがてウォレスと結婚したばかりのミューロンもイングランド兵の目に止まり、それに逆らったミューロンは、村人達の前でイングランド兵に殺されてしまう。
それを知ったウォレスは、村に訪れていたイングランド兵に対してたった１人で戦いを挑む。そして、次々と兵士を倒していくウォレスの姿を見た村の男達は感化され、戦いに参加。あっという間にイングランド兵を全滅させた。
復讐を誓ったウォレスは、自由と解放を目指す抵抗軍を組織する。彼の指導力とカリスマ性に魅せられ、その後も次々と人々が集まってきた。
しかし、この事態を知ったエドワード１世は、抵抗群を封じるために数千人の大軍を送り混んでくる・・・。
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＜「ブレイブハート」を見た感想＞
想像以上にスケールの大きい映画で、３時間という超大作ながら飽きることなく一気に見ることが出来ました。
愛する人を奪われた悲しみを胸に、自由と解放を求めて全身全霊で戦い抜いた男の姿は、ものすごく胸に響くものがありましたね。最後は感動のあまり、思わず涙が溢れてきました。
人を人だと思っていないような扱いや言動は、いつの時代でも許されるものではありません。人間は全て平等であるべきです。しかし、このような時代は王族や貴族と、農民との間には大きな差別や強制があります。
時には人の道を外れた強制もあり、それをぶち破るために戦ったウィリアム・ウォレスの功績は、まさに全ての人類が称えるべきものなのではないかと思いました。
また、このブレイブハートには、日本の戦国時代の時代劇でも見られるような大スケールでの戦のシーンも出てきます。日本の戦国時代の大河ドラマがお好きな方でしたら、間違いなく熱くなれる映画です。
主演と監督はメル・ギブソンであり、1995年のアカデミー賞にて作品賞や監督賞、撮影賞などを獲得しましたが、文句なしで納得できますね。
会社や学校でのいじめやパワハラに悩んでいる方が見れば、きっと戦う勇気、または改善するために動き出そうとする勇気が生まれてくると思います。
大きな勇気と感動を与えてくれる、本当に素晴らしい映画でした。
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