主人公がどんどん危険な状態へ・・「ハードロマンチッカー」
タイトル | ハードロマンチッカー |
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製作年/製作国 | 2011年/日本 |
監督 | グ・スーヨン |
出演 | 松田翔太、永山絢斗、柄本時生、渡部豪太、川野直輝、金子ノブアキ、落合モトキ、遠藤雄弥、遠藤要、小野ゆり子、真木蔵人、渡部篤郎、真木よう子、芦名星、淡路恵子、白竜 |
収録時間 | 109分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
指定 | R-15 |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
高校を中退したフリーターが、度重なるトラブルによってどんどん窮地へと追い込まれていくバイオレンス映画。グ・スーヨン監督の自伝小説を映画化したもので、主演は松田翔太。その他にも有名な俳優陣が多数出演しています。
<冒頭のあらすじ>
山形県下関市に住む、高校を中退したフリーターのグー(松田翔太)。彼は同世代の不良や警察、ヤクザとも顔見知りだったが、どこにも所属しようとしない。
街には暴力やクスリ、そして深い憎しみや怒りが溢れいる。在日韓国人であるグーは、そんな街で自由奔放に暮らしていた。
そんなある日、グーの後輩である辰の恋人が、朝鮮高校のヤンキー達にリンチされてしまう。朝鮮高校の勢力は強大であり、辰たちはその時に逆らうことが出来ずにいた。
しかし、辰は報復として、暴行した主犯格であるキム・チョンギの自宅に押し入り、誤って祖母を殺害してしまう。
その事実を耳にしたグーは、辰に貸したお金を取り立てるために情報を集めだすが、その過程で在日朝鮮人グループのリーダーの弟を痛めつけてしまう・・。
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<「ハードロマンチッカー」を見た感想>
暴力的なシーンが満載でとても賛否が分かれる作品ですが、映画の完成度は高いと思います。私も目を背けたくなる場面が多々ありましたが、「最後は一体どうなってしまうのか・・」という気持ちが強く、最後まで内心ハラハラしながら見てしまいました。
主人公のグーは、何かあると直ぐに暴力を振るう危険な性格でありながら、お婆さん孝行だったり、先輩との約束は必ず守ろうとする義理固い人物。
そんなグーがトラブルを重ねて、敵対するグループや仲間うちからも狙われるようになり、最後にはあのような結末が・・・。
ちょっと意外な展開でしたが、主人公グー役の松田翔太の演技はとても良かったです。
また、この映画にはたくさんの若手俳優や大御所俳優も出演しています。グーの後輩役として永山絢斗、恋の相手役として小野ゆり子、お婆ちゃん役として淡路恵子、その他、白竜や真木よう子、中村獅童、渡部篤郎、真木蔵人、金子ノブアキなども名を連ねています。
女性への暴力シーンもあるのでお薦めできる作品では無いかもしれませんが、なかなかの渋さ溢れる映画ですね。
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