常識が通じない世界での過酷な戦い「ボーダーライン」
タイトル | ボーダーライン |
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原題 | Sicario |
製作年/製作国 | 2015年/アメリカ |
配給 | ライオンズゲート、KADOKAWA |
監督 | ドゥニ・ビルヌーブ |
指定 | R15+ |
出演 | エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ヴィクター・ガーバー、ジョン・バーンサル |
収録時間 | 121分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
経験を買われてチームに召集された女性FBI捜査官が、メキシコとアメリカの国境付近で繰り広げられる過酷な麻薬戦争に巻き込まれていく様を描いた、クライム・アクション映画。
善悪の境界線(ボーダーライン)を超えた壮絶な戦いが、主人公の視点でとてもリアルに描かれています。
主演は「プラダを着た悪魔」でブレイクし、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」や「LOOPER ルーパー」など立て続けに大作に出演している、エミリー・ブラント。
名優ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンも、重要な役として出演しています。
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<冒頭のあらすじ>
FBI捜査官のケイト・メイサー(エミリー・ブラント)は、捜査チームと共にアリゾナ州で起きた誘拐事件の容疑者宅へ突入した。
チームは容疑者の1人を射殺するも、物置に仕掛けられた爆弾が爆発。捜査官2人が命を落としてしまう。
それから数日後。ケイトは上司に呼ばれ、国防総省のマット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)が率いるチームに加わるよう要請される。
マットらの目的は、麻薬カルテルのボスであるマニュエル・ディアスを捕らえること。ケイトは亡くなった捜査官の復讐を果たせる相手だと理解し、チームへの参加を承諾した。
後日、エル・パソに向かったケイトは、マットのパートナーであるアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)と会う。アレハンドロはコロンビア人で具体的な所属は不明。異様な雰囲気を放っている。
やがて彼らは特殊部隊と合流。メキシコへと入り、麻薬カルテルの幹部の男を、地元警察から引き取るのだが・・・。
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<「ボーダーライン」を見た感想>
法や秩序が通じない世界での戦いがとてもリアルに描かれており、非常に見応えのある作品でした。
キャッチフレーズとして”その善悪に境界(ボーダー)はあるのか”というフレーズが使われていますが、まさにこの言葉の意味を考えさせられる映画です。
犯罪の内容が常軌を逸しているだけに、捜査官側も普通にやっていては太刀打ちできません。
罪の無い家族を守るため、無謀な殺戮を止めるために一線を越えてしまった捜査官達の姿が、圧倒的な雰囲気で描かれています。
そして、そんな一線を越えてしまった男達を演じたのが、2人の名優、ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンです。
ベニチオ・デル・トロは”隠れた主役”とも言える存在で、ものすごく独特で異様な雰囲気を放っています。
ストーリーでもキーポイントとなる人物であり、彼の出演シーンは目が離せません。
さらにこの映画は、主人公のケイト(エミリー・ブラント)の視点で描かれているシーンも多いです。
「なんていうチームに加わってしまったんだ・・」というケイトの気持ちと共に、あっという間に2時間が過ぎ去ってしまいました。
クライム・アクション系の映画がお好きな方にとっても、この内容はなかなかハードだと思います。お時間がある時にでも、是非ご覧ください。
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