重厚なサスペンス・スリラー映画「マラソンマン」
タイトル | マラソンマン |
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原題 | MARATHON MAN |
製作年/製作国 | 1976年/アメリカ |
監督 | ジョン・シュレシンジャー |
原作 | ウィリアム・ゴールドマン |
出演 | ダスティン・ホフマン、ローレンス・オリビエ、ロイ・シャイダー、ウィリアム・ディヴェイン、マルト・ケラー、アレン・ジョゼフ |
収録時間 | 125分 |
映画賞 | <1976年ゴールデン・グローブ> 助演男優賞:ローレンス・オリヴィエ |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
マラソンが趣味の青年が、あるきっかけによって凶悪な組織の陰謀に巻き込まれていく姿を描いた重厚なサスペンス映画。
ダスティン・ホフマン主演の1976年の作品で、ロイ・シャイダーやローレンス・オリビエなど、往年の名優も共演しています。
少しずつ事態の真相が明らかになっていく、スリリングな展開の作品です。
<冒頭のあらすじ>
ニューヨークのとある銀行。貸金庫から出てきた老人は、通りがかりの男に何かを手渡した。その後、希少の粗いオヤジと口論になり、交通事故を起こして死亡してしまう。
近くでマラソンのトレーニングをしていた青年のベーブ(ダスティン・ホフマン)は、たまたまその事故を目撃する。そして、その夜のニュース報道にて、亡くなった老人が戦犯として行方不明になっているゼル(ローレンス・オリヴィエ)という男の兄であることを知った。
その頃、ベーブの兄であるドク(ロイ・シャイダー)は、任務のためにパリを訪れていた。ドクは表向きには石油事業のビジネスマンを装っていたが、実際はアメリカの政府機関の男だった。常に命を狙われている立場であり、パリでも何ものかによって襲われ、危うく命を落とすところだった。
一方、ベーブはニューヨークの図書館にて、エルザ(マルト・ケラー)という女性と知り合う。ベーブの猛烈なアタックによって恋仲になるが、ある日、思いも寄らぬ出来事が発生する・・・。
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<「マラソンマン」を見た感想>
想像以上に重厚なサスペンス映画で、見せ方が本当に上手いな〜と思いましたね。
まず、序盤はニューヨークでの出来事と、パリでの出来事を平行して見せてくれます。その後、舞台はニューヨークに移り、それまでの登場人物の関わり合いが解かってきます。
そして、中盤以降は主人公のベーブが予想外の事件に巻き込まれてしまい、とんでもないピンチに陥ります。そこから先は、もう手に汗握るようなドキドキの展開になっていました。
味方だと思われていた人物が実は敵だったりなど、見ていて「騙された〜!」と思う部分もありましたね。
1976年に製作された古い映画ですが、かなりレベルが高いサスペンス・スリラー映画だと思います。
クレイマー・クレイマーのダスティン・ホフマン、ジョーズシリーズのロイ・シャイダー、ローリング・サンダーのウィリアム・ディヴェインなど、往年の名優が共演している所も注目ですね。
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