妻夫木聡×松山ケンイチが初共演!「マイ・バック・ページ」
タイトル | マイ・バック・ページ |
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製作年/製作国 | 2011年/日本 |
監督 | 山下敦弘 |
原作 | 川本三郎 |
出演 | 妻夫木聡、松山ケンイチ、忽那汐里、石橋杏奈、韓英恵、中村蒼、山崎一、中村育二、菅原大吉 |
収録時間 | 141分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
1960年代後半から70年代前半までの激動の時代を舞台に、反社会派で革命を起こそうとする学生と、若きジャーナリストの交流を描いた社会派サスペンス映画。
作家・評論家の川本三郎のノンフィクション小説を原作として、ジャーナリスト役を妻夫木聡が、若き反社会派リーダーを松山ケンイチが演じています。
<冒頭のあらすじ>
時は1969年。新聞社で週刊誌記者として働いていた沢田雅巳(妻夫木聡)は、反社会運動を続ける団体に身分を隠して潜入し、実態を探ろうとしていた。
やがてその団体から抜け出して新聞社に戻り、ありのままの現状を記事にする沢田だったが、どうも反社会運動を起こしている輩達のことを嫌いになれない。そんな沢田に対して、デスクは若干疎ましく思っていた。
その後も取材を続けていた沢田は、先輩記者の中平(古舘寛治)と共に、梅山(松山ケンイチ)と名乗る男から接触を受ける。梅山は反社会派の若い学生で、大学でもその活動を行っていた。
沢田はそんな梅山に興味を持ち、取材を続けるうちに次第に親しくなっていくのだが・・・。
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<「マイ・バック・ページ」を見た感想>
一般社会だけでなく、学生までも反社会運動を行っていた、1960年代から1970年代前半の時代。この時代を実際に行き抜いてきた川本三郎さんのノンフィクション小説を原作にしているだけあって、とてもリアリティのある内容になっていました。
リアルな話を描いている分、後半は少し盛り上がりにかける印象もあります。しかしながら、そんな儚い理想を追った若者の姿が、昔の日本に存在していたことを感じることができました。
また、ジャーナリスト役を妻夫木聡が、反社会派リーダーを松山ケンイチが演じていますが、苦悩を背負いつつも仕事を続ける妻夫木さんの演技が良かったですね。その他、中村蒼や石橋杏奈などの若手俳優も好演していました。
日本にもこのような時代があったことを知る上でも、勉強になる映画ですね。
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