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破天荒かつ残虐なミステリー映画「ヘイトフル・エイト」

タイトル ヘイトフル・エイト
原題 The Hateful Eight
製作年/製作国 2015年/アメリカ
配給 ギャガ、ワインスタイン・カンパニー
監督・脚本 クエンティン・タランティーノ
指定 R18+
出演 サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、ティム・ロス、デミアン・ビチル、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン、チャニング・テイタム
収録時間 168分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
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おすすめ度 星4つ

「ヘイトフル・エイト」のポイント

クエンティン・タランティーノ監督が2015年に製作した、ウエスタン系のミステリー映画。

信用ならぬ男女8人が、吹雪のため山小屋の雑貨店に滞在。そこで発生した殺人事件をきっかけに、個々の正体や思惑が次々と丸裸にされ・・。想像を絶する展開が待ち受けています。

タランティーノ監督ならではの血しぶきや、残虐な描写も多いです。凄い作品ですが、食事中の鑑賞は避けた方が良いでしょう。

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冒頭のあらすじ

南北戦争(1861〜1865年)が終わり、数年が経過したある年の冬。ワイオミング州の山々には雪が積もり、1人の男が道中を急ぐ駅馬車の前に立っていた。

男は元北軍少佐のマーキス・ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)。馬が死んで先に進むことができず、駅馬車に同乗させて欲しいと言う。

馬車には賞金稼ぎのジョン・ルース(カート・ラッセル)と、連行中で鎖に繋がれたデイジー・ドメルグ(ジェニファー・ジェイソン・リー)が乗っていた。ジョンは条件付で、マーキスの同乗を認める。

馬車は再び前へ進みだしたが、もう1人行く手を阻む男が現れた。彼の名はクリス・マニックス(ウォルトン・ゴギンズ)で、自分は新任の保安官だと言う。

ジョンはクリスも行き先が同じことから、彼の同乗も許可。馬車は再び、レッドロックへ向かって動き出した。

しかし、雪嵐が目前に迫っているため、彼らは山小屋の雑貨店、ミニー・ミンクの店でやり過ごすことに。そして店のドアを開けると、店内には得体の知れない複数人の男が滞在しており・・・。

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映画「ヘイトフル・エイト」を見た感想

破天荒。残虐。極悪非道。

表現すべき言葉が見つからないほど、何とも凄まじい映画でした。「R18+」の指定がされていますが、それでも足りないぐらいです。

クエンティン・タランティーノ監督作品史上最も残虐であり、監督ならではの様々な演出もたくさん出ていたと思います。

終盤はダメ押しのように血しぶきが飛び散り、思わず口が空いてしまうような過激な描写もちらほら。

Yahoo!映画のレポートでは”西部劇版「レザボア・ドッグス」”と表現されていましたが、確かにその通りだと思いました。

登場人物の職業や正体は全て自称で、本当かどうか分かりません。賞金稼ぎや賞金首、処刑執行人、カウボーイ、新任保安官、元将軍など、色んな人物が出てきます。

全員の本当の正体が分からないだけに、映画の後半に向けたドキドキ感が少しずつ高まってきます。

168分という長編で前半は少しだらだらした印象も受けましたが、終盤はもう「うわ〜。。。」という感じですね。見終わった後は、少しの間、天井を黙って見上げていました。

クエンティン・タランティーノ監督作品がお好きな方はもちろんのこと、ミステリーやサスペンス、ハードボイルド系の映画が好みの方にもおすすめの映画だと思います。

ただし、残虐なシーンも多いので、免疫がない場合は見ない方が良いかもしれません。


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