でんでんさんが一線を越えた殺人鬼を熱演!冷たい熱帯魚
原題 | COLDFISH |
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製作年/製作国 | 2010年/日本 |
監督 | 園子温 |
出演 | 吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、渡辺哲、諏訪太朗、三浦誠己、芦川誠、梶原ひかり |
第35回日本アカデミー賞 | 最優秀助演男優賞:でんでん |
指定 | R-18 |
収録時間 | 146分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
ふとしたきっかけで、闇の世界に落ちていく男の姿を描いた衝撃の問題作。ベテラン俳優・でんでんさんが、鬼気迫る殺人鬼を熱演し、第35回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を獲得した作品。
<冒頭のあらすじ>
小さな熱帯魚点を経営しているバツイチの社本信行(吹越満)は、再婚相手の妻・妙子(神楽坂恵)と実娘の美津子(梶原ひかり)と3人で生活していた。
美津子は妙子を嫌っており、関係はいつもギクシャク。そんな中、美津子はスーパーで万引きを犯してしまい、親の信行と妙子はスーパーに呼び出された。
店長は警察を呼ぶと激怒していたところに、店長の知り合いという村田幸雄が割り込んできた。そして村田のはからいにより、今回の万引きはなかったことになってしまう。
非常に快活で陽気な村田は、信行の店とは比べものにならないぐらいの大きな熱帯魚店を経営していた。そんな村田から高級熱帯魚の繁殖というビジネス話を持ちかけられ、断ろうとした信行だったが、既に村田のビジネスを実行に移そうとしていた・・・。
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<「冷たい熱帯魚」を見た感想>
R−18指定の映画であり、かなり残虐な映画だと聞いていたので見るかどうか迷っていましたが、なかなかの評判なので思い切って見てみました。
想像通りグロテスクなシーンも多かったですが、それ以上にストーリーにどんどん引き込まれていきましたね。すごい作品だと思います。
特に恐れ入ったのが、主人公の冴えない店主・社本信行をどんどん飲み込んでいった、村田役のでんでんさんの演技です。
日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞を獲得したのにも頷けるぐらい、圧巻の演技でしたね。
ニコニコして近寄ってきてどんどん人の生活に入り込み、つけ込んでくるような中年おじさんには要注意です。
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