実在の凶悪犯をジョニー・デップが熱演!ブラック・スキャンダル
タイトル | ブラック・スキャンダル |
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原題 | BLACK MASS |
製作年/製作国 | 2015年/アメリカ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
監督 | スコット・クーパー |
指定 | R-15 |
出演 | ジョニー・デップ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチ、ケヴィン・ベーコン、ロリー・コクレイン、デヴィッド・ハーバー、ジェシー・プレモンス |
収録時間 | 123分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
アメリカのFBI史上最高金額の懸賞金をかけられた凶悪犯、ジェームズ”ホワイティ”バルジャーの実話を描いた映画。
FBI捜査官や政治家が絡んだアメリカ最大とも言われるスキャンダルの行く末が、とてもリアルに綴られています。主人公のジェームズ役を、ジョニー・デップが熱演。
ベネディクト・カンバーバッチは政治家の弟役を、ジョエル・エドガートンがFBI捜査官役を好演しています。
<冒頭のあらすじ>
1970年代のアメリカ・南ボストン。ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー(ジョニー・デップ)はこの地域の裏社会のマフィアとして、少しずつ頭角を現していた。
一方、ジェームズの弟・ビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)は議員となり、政治の世界へと足を踏み入れる。2人は全く違う世界で生きていたが、固い絆で結ばれていた。
そんな南ボストンへFBI捜査官として着任したのが、ジョン・コノリー(ジョエル・エドガートン)だった。
ジョンとビリーは子供の頃から親友同士であり、ジェームズとも顔見知り。ジョンは子供の頃にジェームズに助けられたことがあり、彼に対して恩義を感じていた。
その後ジョンはビリーを通じて、ジェームズと再会。そしてFBI捜査官らしからぬ”密約”を持ちかけるのだが・・・。
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<「ブラック・スキャンダル」を見た感想>
アメリカで実在した凶悪犯「ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー」の実話がリアルに描かれており、とても見応えのある作品でした。
ジョニー・デップが演じた主人公・ジェームズは、とにかく恐いです。最初の方はまだマシな方なのですが、力を付けると共に様々な出来事を経て、どんどん凶悪化していきます。
中盤以降はもう目も当てられないような危険人物になり、ジョニー・デップ史上”最も恐い男”役になっていたかもしれません。
子供の頃から固い絆で結ばれた凶悪なマフィア、FBI捜査官、政治家の3人。”忠誠心”というキーワードのもと、どのように暴走していったのかも見所の1つだと思います。
終盤はもう何とも言えない哀愁も出ていました。
また、最後にジェームズをはじめとした登場人物がどうなったのかも、ちゃんと綴られています。
実在の凶悪犯を描いた映画として、なかなかの完成度だと思います。実際に起こった話として、社会勉強の意味でも見ておく価値があるかもしれません。
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