凶悪事件の謎に迫る!「ボーダータウン 報道されない殺人者」
タイトル | ボーダータウン 報道されない殺人者 |
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原題 | BORDERTOWN |
製作年/製作国 | 2006年/アメリカ |
監督 | グレゴリー・ナバ |
出演 | ジェニファー・ロペス、アントニオ・バンデラス、マーティン・シーン、ファン・ディエゴ・ボト、ソニア・ブラガ、フアネス、マヤ・ザパタ |
収録時間 | 112分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
戦争以外で世界一危険だと言われるメキシコの街、フアレスで発生した連続女性殺人事件をもとに、巨悪な陰謀へと立ち向かう女性記者の戦いを描いた社会派サスペンス映画。
実話からヒントを得て作られた映画で、ジェニファー・ロペスが主人公の女性記者を熱演しています。
<冒頭のあらすじ>
海外特派員として働くことを目標に、シカゴの新聞社で順調にキャリアを積み上げてきた女性記者のローレン(ジェニファー・ロペス)。
彼女はある日、上司のモーガンから特別な任務を与えられる。それは、アメリカに隣接しているメキシコの国境付近の街「シウダ・フアレス」で発生した連続女性殺人事件の取材だった。
始めは乗り気じゃなかったローレンだったが、海外特派員のポストと引き換えに仕事を引き受けることに。まずはかつてのビジネス・パートナーであり、メキシコの新聞社、エル・ソロの経営者でもあるディアス(アントニオ・バンデラス)のもとを訪れた。
汚職まみれの警察や政治家が多いこの街ににおいて、エル・ソロは唯一真実を追究しようとしていた新聞社だった。
同じ頃、工場で働く少女のエバ(マヤ・ザパタ)は、仕事が終わってバスに乗り込み、家路に付こうとしていた。しかし、バスの運転手によって知らない場所につれていかれ、複数の男に強姦されてしまう。
奇跡的に生還したエバは、数日後にエル・ソロ社を訪れるのだが・・・。
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<「ボーダータウン 報道されない殺人者」を見た感想>
この映画を見てメキシコのシウダ・フアレスという街の存在を始めて知ったのですが、「戦争以外では世界で最も危険な街」と言われているぐらい、非常に過酷な所だったのですね。
人件費の低さや輸入法の改正などの影響で、次々と工場が出来たフアレスの街。一見潤っているように思えたこの街では、何百、何千という女性が行方不明になっていたこと。
「工場で働く女性を保護するよりも、関与しない方が結果的にお金がかからない」そんな腐敗した世界の恐ろしさを、本当に痛感させられました。
また、それと同時に日本がどれだけ安全で秩序が守られており、恵まれた国であることも再確認することができました。
このような現状を世界に知らせるという意味でも、とても意義のある映画だと思います。
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