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オーランド・ブルーム主演のサスペンス映画「ケープタウン」

タイトル ケープタウン
原題 Zulu
製作年/製作国 2013年/フランス、南アフリカ共和国
配給 パテ、クロックワークス
監督 ジェローム・サル
指定 R-15
出演 オーランド・ブルーム、フォレスト・ウィテカー、コンラッド・ケンプ、ジョエル・カイエンベ、インゲ・ベックマン、ティナリー・ヴァン・ウィック・ルーツ、レガルト・ファンデン・ベルフ、タニア・ヴァン・グラーン
収録時間 107分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
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おすすめ度 星3つ

映画のポイント

南アフリカの国際都市・ケープタウンが舞台。元ラグビー選手の娘が殺害された事件をきっかけに、刑事らが街に潜む巨悪にあぶり出していく姿を描いた、サスペンス・アクション映画。

主演はロード・オブ・ザ・リングやパイレーツ・オブ・カリビアンなどで一躍有名となったオーランド・ブルーム。酒と女に溺れながらも、巨悪に立ち向かう若手刑事役を熱演しています。

過激なシーンが多く、重厚なサスペンスの雰囲気が感じられる作品です。

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映画「ケープタウン」の冒頭のあらすじ

南アフリカのケープタウンで、若い女性の他殺体が発見される。

この事件を指揮することになった警部のアリ・ソケーラ刑事(フォレスト・ウィテカー)は、部下であるブライアン・エプキン(オーランド・ブルーム)を現場へと呼び出す。

そして女性の身元を調べた結果、元ラグビー選手の娘・ニコールであることが判明。解剖の結果からは、未知の成分が配合された麻薬が検出された。

捜査を進めていたアリとブライアンは、ニコールが事件当日にスタンという男と会っていたという情報を入手する。スタンは麻薬の売人であり、ブライアンやアリは、スタンの行方を追い始めた。

やがて彼らは、普段足を踏み入れないミューゼンベーグ海岸で聞き込みを開始。浜辺でくつろぐ若い黒人グループに訊ねるも、誰もスタンのことを知らないと言う。

そしてアリが小屋のドアを開けたところ、若者達が突然、銃を連射し始め・・・。

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街に隠された非道な巨悪との戦い!ケープタウンの感想

何となく過酷な雰囲気のサスペンスアクション映画だとは知っていたのですが、想像以上でした。

戦闘による過激な描写も多く、ストーリーの展開も重厚です。殺人事件をきっかけにして、その裏側に潜む巨悪を少しずつ追い詰めていく姿が、とてもリアルに描かれていました。

また、警察側が万全の体制であれば安心して見ていられるのですが、そうではありません。主人公のブライアンやアリもギリギリの状態まで追い詰められ、身を削るようにして戦う姿が、非常に印象的でしたね。

映画の雰囲気としては、ブラピ主演の「セブン」にも近いものがあると思いました。

主演のオーランド・ブルームは正統派イケメン俳優のイメージが強いですが、この作品では全く違う雰囲気を放っています。妻と別れて酒と女におぼれ、息子にまで嫌われてしまうようなキャラクターでした。

一見ダメダメな男ですが、刑事としての能力は高く、この映画の雰囲気にも見事にマッチしていたと思います。

ハードな内容ではありますが、なかなか見応えのあるサスペンス・アクション映画です。この手の映画に興味がある方へ、是非ご覧頂ければ幸いです。


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