この悪夢は現実なのか!?「ジェイコブス・ラダー」
タイトル | ジェイコブス・ラダー |
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原題 | Jaco’s Ladder |
製作年/製作国 | 1990年/アメリカ |
監督 | エイドリアン・ライン |
出演 | ティム・ロビンス、ダニー・アイエロ、エリザベス・ペーニャ、マコーレー・カルキン、マット・クレイヴン、ブルイット・テイラー・ビンス、ジェイソン・アレクサンダー |
収録時間 | 116分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
ベトナム戦争から帰ってきた1人の青年が、戦争の悪夢と現実の狭間でもがき続ける姿を描いたサスペンス・スリラー映画。
映画を見ているこちらまでも”一体何が真実なのか”解からなくなるようなストーリー展開で、最後には意外な結末が待ち受けています。
「ショーシャンクの空に」のティム・ロビンスが主演を務めています。
<冒頭のあらすじ>
ベトナム戦争の真っ只中だった1971年のベトナム。長身のアメリカ兵であるジェイコブ・シンガー(ティム・ロビンス)は、山中の簡易的な基地で仲間の兵士たち一緒にくつろいでいた。
一時の休憩を楽しむかのような雰囲気だったが、状況が一転。突然敵兵の襲撃が告げられ、一気に銃撃戦へと突入した。仲間は次々と敵兵に殺害され、ジェイコブも腹部を何者かに刺されてしまう・・。
だが、次の瞬間に目覚めたジェイコブは、ニューヨークの地下鉄の車内にいた。
ベトナム戦争から帰ってきたジェイコブは、郵便局員として働き、ごく普通の生活を送っていたのだ。恋人のジェシーとは同棲しており、平凡ながらも幸せな生活だった。
しかし、ジェイコブは日頃から悪夢にうなされることが多く、ジェシーも彼のことを心配していた。そして彼の周囲では、少しずつ奇妙な出来事が起こり始めていた・・・。
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<「ジェイコブス・ラダー」を見た感想>
始めはベトナム戦争の壮絶な体験に苦しむ青年の姿を描いた作品だと思っていましたが、ストーリーが進行するにつれて少しずつ違和感が出てきます。
そして中盤以降は、見ているこちら側も現実と夢の境目がつかなくなってしまい、どんどん引き込まれてしまいましたね。
さらに、ラストはかなり意外な結末が待っています。私も予想外のラストだったので、新鮮な驚きを感じることができました。
戦争の過酷な体験に苦しむ元兵士の方々を描いた作品はたくさんありますが、このような話も十分に考えられると思います。
人間の生と死について、深く考えさせられる作品でした。
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