渇き。 感想や出演者、冒頭のあらすじ　映画ランキング

タイトル	渇き。
製作年／製作国	2014年／日本
監督	中島哲也
原作	深町秋生
出演	役所広司、小松菜奈、妻夫木聡、清水尋也、二階堂ふみ、橋本愛、森川葵、高杉真宙、國村隼、黒沢あすか、オダギリジョー
収録時間	118分
指定	R-15
レンタル	TSUTAYAディスカス、 ＤＭＭ．ｃｏｍ
DVD、Blu-rayの購入	Amazon.co.jp、 楽天ブックス
おすすめ度

＜映画のポイント＞

元刑事の中年男が、失踪した高校生の娘の行方を探るうちに、衝撃的な事実を目の当たりにしていくサスペンス風の人間ドラマ。

「告白」で有名な中島哲也監督の作品で、かなり衝撃的な内容になっています。主演のダメな中年男役を役所広司が、自由奔放な娘役を小松菜奈が演じています。

＜冒頭のあらすじ＞

元刑事で、今は警備会社で働いている藤島昭和(役所広司)。彼はある日、殺人事件の重要参考人として警察署に連行されるが、特に大きな証拠は無く、そのまま釈放された。

そんな彼の元に、１本の電話が入る。相手は別れた元妻であり、娘の加奈子(小松菜奈)が行方不明になったという連絡だった。

元妻の自宅に向かった藤島は、加奈子の部屋から薬物を発見。事件を大げさにしないためにも、藤島は自力で加奈子を見つけだすことを決意した。

家族を失った原因を振り返らずになりふり構わずに行方を追う藤島は、加奈子の同級生らと合ううちに、彼女のとんでもない裏の顔を知ってしまう・・・。

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＜「渇き。」を見た感想＞

公開されてからも感想が賛否両論であり、「告白」で有名な中島哲也監督ということでかなり注目していたのですが、本当に衝撃的な内容でしたね。

もう救いようが無い感じの展開なので、真面目に見ると不快になってしまうかもしれません。一つのエンターテイメントとして、こんな世界や考え方もあるんだぐらいの気持ちで見るのが良いと思います。

加奈子の「めちゃくちゃ。」というセリフが印象的でしたが、本当にその通りの内容です。

なぜ、加奈子は人間としての良識が崩壊してしまったのか。ダメな父親のせいなのか、それとも、生まれつきなのか。その答えはわかりませんでしたが、小松菜奈さん演じる加奈子の存在感は、すごいものがありましたね。

また、日本を代表する映画俳優である役所広司さんは、もうかなり酷い父親役を演じています。ここまで酷い父親を演じきれるのも、役所さんだからこそかもしれません。

決して明るい気持ちにさせてくれるような映画ではありませんが、インパクトは絶大なものがあります。サスペンスやホラー系の映画が好きな方へ、おすすめかもしれません。

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