西島秀俊主演のサスペンス映画「クリーピー 偽りの隣人」
| タイトル | クリーピー 偽りの隣人 |
|---|---|
| 製作年／製作国 | 2016年／日本 |
| 配給 | 松竹、アスミック・エース |
| 監督 | 黒沢清 |
| 原作 | 前川裕 |
| キャスト （出演者） |
西島秀俊、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之、藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、最所美咲、笹野高史 |
| 収録時間 | 130分 |
| レンタル | |
| DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp 、 楽天ブックス |
| おすすめ度 |  |
＜映画のポイント＞
新居に引っ越したある夫婦が、非常に怪しい隣人と遭遇。６年前に起きた一家失踪事件の謎を探ると共に、隣人の恐るべき正体が明らかになっていくサスペンス・スリラー映画です。
西島秀俊や竹内結子、川口春奈、東出昌大など豪華キャストが共演しており、香川照之が”怪しい隣人”役を怪演。想像を絶するほどの恐ろしい世界へと、私たちをいざなってくれます。
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映画「クリーピー 偽りの隣人」の冒頭のあらすじ
数々の凶悪犯と対峙してきた元刑事の高倉（西島秀俊）。彼はある容疑者から発砲を受けたことをきっかけに刑事を辞め、犯罪心理学者として大学で働いている。
高倉は愛する妻・康子(竹内結子)との２人暮らし。一軒家へ引越し、安らかな生活をスタートさせようとしていた。
ある日、康子はご近所さんへの挨拶として、隣りの家を訪ねる。そこで出会ったのが、西野（香川照之）と名乗る気難しそうな中年男性だった。
始めは「感じの悪い人」と思った康子だったが、何度か顔を合わせているうちに不思議と打ち解けていく。
一方、高倉は昔同僚だった刑事の野上（東出昌大）から、ある事件の分析を依頼される。それは６年前に起きた未解決の一家失踪事件に関することだった。
この事件に興味を示した高倉は、調査に乗り出す。そして野上と共に、失踪事件の唯一の生存者・早紀（川口春奈）との接触を試みるのだが・・・。
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とんでもないサイコパスの物語「クリーピー 偽りの隣人」の感想
もうちょっと軽いテイストのサスペンス映画かと思っていたのですが、もう想像以上に過酷な内容の映画でした。
途中からは見ているこっち側も、サイコパスの部屋に入れられたような感じです。
映画のストーリーとしては、元刑事の犯罪心理学者（主人公）が、６年前の失踪事件の調査に乗り出します。そしてそれと同時に、プライベートでは妻と一軒家に引越しで、そこで奇妙な隣人と出会うことに。
この２つの出来事が中盤以降でリンクしていくのですが、その頃から西野の怪しさが爆発し、もうとんでもない展開になっていましたね。
終盤は「このまま終わってしまったらどうしよう・・。ストーリー的に救いが無くなってしまう・・・」と思っていましたが、最後にああいう形で終わってくれて、とりあえずほっとすることができました。
非常に過酷なサイコパスの話だけに、賛否は分かれる映画だと思います。
しかしながら、事件の真相や西野の正体にジワジワと迫るサスペンス感は、なかなかスゴイものがありました。ホラー映画を見ていたような感じもしています。
後味が良い映画ではないので、もし見る時は覚悟を持ってご覧になることをおすすめしたいです。
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