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デ・ニーロ監督のサスペンス・ドラマ映画「グッド・シェパード」

タイトル グッド・シェパード
原題 The Good Shepherd
製作年/製作国 2006年/アメリカ
配給 ユニバーサル映画、東宝東和
監督 ロバート・デ・ニーロ
映画賞 第57回(2007年)ベルリン国際映画祭:銀熊賞(芸術貢献賞)
出演 マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、エディ・レッドメイン、ジョン・タトゥーロ、リー・ペイス、アレック・ボールドウィン、ロバート・デ・ニーロ、ビリー・クラダップ、ウィリアム・ハート、ジョー・ペシ、タミー・ブランチャード
収録時間 167分
レンタル TSUTAYAディスカスDMM.com
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おすすめ度 星5つ

映画のポイント

アメリカ国家の仕え、やがてはCIAの要となった男の半生を描いたサスペンス・ドラマ映画。数々の葛藤を繰り返しながら、主人公のエドワードはどう決断していくのか。1人の男の苦悩と生き様が、壮大な世界観で描かれています。

主演はマット・デイモンで、名優ロバート・デ・ニーロが監督を務めています。その他、エディ・レッドメインやアンジェリーナ・ジョリーなど、豪華俳優陣も共演しています。

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映画「グッド・シェパード」の冒頭のあらすじ

1961年4月17日。キューバ革命によって共産主義政権に移行したキューバでは、反乱が起きようとしていた。

CIA(アメリカ中央情報局)は、政権の転覆を目指す亡命キューバ人達の部隊を支援。キューバのピッグス湾に部隊を上陸させるも、CIA内部の情報漏れによって作戦は失敗に終わってしまう。

作戦を指揮したCIAの諜報員エドワード・ウィルソン(マット・デイモン)は、誰がこの極秘作戦の情報を漏らしたのか、調査せざるを得ない状況へ追い込まれる。

そんな中、エドワードのもとへ1本のテープが送られてきた。そこには敵国のスパイに通じる音声と写真が記録されており、彼らは分析を開始するー。

時は遡り、1939年。イエール大学の優等生だったエドワードは軍からスカウトされ、OSS(戦略事務局)の一員となる。OSSはCIAの前身となる機関であり、国家の諜報活動に従事していた。

やがてエドワードは、親独派としてマークされていたフレデリックス教授(マイケル・ガンボン)の調査を依頼されるのだが・・・。

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CIAの要となった男の静かな戦いと葛藤!「グッド・シェパード」の感想

CIA諜報員として国家に仕えた男の半生を描いた、本当に見事なサスペンス・ドラマでした。

各映画サイトのレビューや感想を見ると賛否が大きく分かれているものの、個人的にはとても惹きつけられる部分があり、かなりおもしろかったです。

マット・デイモン演じる主人公のエドワードは、とても寡黙でありながら存在感があり、頭の切れる人物です。そんな男がCIA諜報員として活動する一方、家庭を持ち、大きな困難や葛藤と対峙していく姿は、見ていて不思議とゾクゾクするものがありましたね。

またこの作品のストーリーは、冒頭で「作戦を失敗に追い込んだ内通者は誰なのか?」という問題を提示し、その後、CIAの要と言われるようになったエドワードの過去を紐解いていきます。

さらにその過去にも大きな出来事やトラブルがいくつも存在しており、映画のラストで内通者の正体も明らかになる展開になっており、サスペンス感も十分に堪能することができました。

寡黙なCIA諜報員を演じたマット・デイモンも素晴らしかったですが、このグッド・シェパードの監督を務めたロバート・デ・ニーロも正直凄いと思いましたね。脚本も実に良かったです。

そしてこの映画には、「博士と彼女のセオリー」でアカデミー主演男優賞を受賞し、大ヒット映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」でも主演と務めたエディ・レッドメインも出演しています。

エドワードの息子役として出演しているのですが、この時はこんな大物になるとは誰も予想していなかったのではないでしょうか。

賛否の差が大きい映画の1つですが、個人的にはぜひおすすめしたサスペンス・ドラマです。ゴッド・ファーザー系がお好きな方でしたら、きっと楽しめると思います。

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