アガサ・クリスティ原作のサスペンス映画!「情婦」
タイトル | 情婦 |
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原題 | Witness for the Prosecution |
製作年/製作国 | 1957年/アメリカ |
監督 | ビリー・ワイルダー |
原作 | アガサ・クリスティ |
キャスト (出演者) |
チャールズ・ロートン、タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ、エルザ・ランチェスター、ジョン・ウィリアムス、ヘンリー・ダニエル、イアン・ウォルフ、ユーナ・オコナー |
収録時間 | 117分 |
レンタル | TSUTAYAディスカス、 DMM.com |
DVD、Blu-rayの購入 | Amazon.co.jp、 楽天ブックス |
おすすめ度 |
<映画のポイント>
アガサ・クリスティの短編小説「検察側の証人」を、名優チャールズ・ロートンを主演に迎え、実写映画化した1957年の作品です。
ヴォールは本当に、裕福な未亡人を殺害してしまったのか・・・。法廷で衝撃的な事実が明らかになります。
ラストは怒涛の展開で、騙される可能性大です。主人公のウィルフリッド卿のキャラクターも本当に面白く、映画としての魅力が思いきっり詰まっている映画でした。
サスペンス映画や法廷映画がお好きな方へ、間違いなくお薦めです。
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映画「情婦」の冒頭のあらすじ
病気の治療を終えて、口うるさい看護婦(エルザ・ランチェスター)と共に自身の法律事務所に戻ってきたロンドン法曹界の長老、ウィルフリッド卿(チャールズ・ロートン)。
タバコや酒が禁止されているのはもちろんのこと、気を荒立てるような刑事事件もダメだと言われてしまい、ウィルフリッド卿は半分グレかけていた。
そこへ弁護士仲間が、依頼人を連れてやってくる。看護師はウィルフリッド卿を止めようとするが、彼は言うことを聞かない。話だけでも聞いてみると言い出した。
依頼人の名は、ヴォール(タイロン・パワー)。この男は未亡人殺人事件の有力な容疑者とされており、法曹界の実力者であるウィルフリッド卿に助けを求めようとした。
ヴォールと殺害された未亡人は仲が良く、度々会っているような関係だった。またヴォールの妻、クリスチーネ(マレーネ・ディートリッヒ)は、夫の身を潔白を証明するため証言すると話している。
始めは断ろうとしていたウィルフリッド卿だったが、話を聞いて俄然やる気になってしまう。そして部下に任せるのではなく、自分自身が弁護を担当すると言い出してしまい・・・。
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衝撃的な展開!映画史に名を刻む名作映画「情婦」の感想
Yahoo!映画の評価が4.53。本当に高い評価なのでDVDを借りて見てみたのですが、予想以上におもしろかったです。
怒涛のラスト30分の展開は本当に素晴らしく、完全に騙されました。まさかあんな事実が隠されていたとは・・・。本当に驚かされましたね。
1957年にこんなスゴイ映画が作られていたなんて、思ってもみませんでしたね。
この「情婦」という作品は魅力的なポイントがいくつかあるのですが、まずは脚本です。風刺が効いており、主人公の弁護士ウィルフリッド卿と看護師のやり取りが、とにかく秀逸です。笑わせてくれる場面も何度かありました。
また、チャールズ・ロートンが演じた主人公のウィルフリッド卿のキャラクターも最高でしたね。日本の西田敏行さんと出川哲郎さん、上島竜平さん、そしてひふみんを掛け合わせたような感じで、さらに頭もキレキレです。
愛嬌のあるキャラクターで、何を言い出すか解からない雰囲気も良かったです。
米アカデミー賞で作品賞や監督賞を受賞てもおかしくない作品だと思ったのですが、一応ノミネートはされているものの、受賞したのは名作「戦場にかける橋」でした。
また主人公のウィルフリッド卿を演じたチャールズ・ロートンも、アカデミー主演男優賞にノミネートされています。
ちなみにチャールズ・ロートンは、1933年に公開された「ヘンリー八世の私生活」で、主演男優賞を受賞しています。
本当に見事なサスペンス映画ですし、原作のアガサ・クリスティも流石だな〜と改めて思いました。
法廷ドラマやサスペンス映画がお好きの方はもちろんのこと、全ての映画ファンの方々にお薦めしたい映画です。
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